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DALI、1台7役の白いスピーカー「ALTECO/C1/W」。ペア5万円

 ディーアンドエムホールディングスは、7通りの設置ができるDALIのマルチ・パーパス(多目的)スピーカー「ALTECO C1」に、ホワイトカラーの「ALTECO/C1/W」を追加。7月末より発売する。価格はペアで5万円。Dolby AtmosやDTS:X、Auro-3Dの各フォーマットに対応する。

ALTECO/C1/W

 家庭で一般的な白い壁面やインテリアにマッチするカラーバリエーションとして、マットホワイトを追加。ブラックアッシュ(B)とウォルナット(MH)と合わせて3色展開となる。

 カラー以外の仕様は従来モデルと共通。ユニット構成は、115mmウッドファイバーコーンウーファと21mmソフトドームツイータの2ウェイ。周波数特性は74Hz~26kHz、クロスオーバー周波数は2.1kHz、インピーダンスは6Ω。

サランネットを付けたところ

 想定する設置方法は、フロントスピーカーの上や、壁掛け、デスクトップなど7種類。Dolby Atmos、DTS-X、Auro-3D対応AVアンプなどと組み合わせ、手持ちのサラウンドシステムに高さ方向の音を追加できる。

  • アップフィリング・スピーカー:フロントスピーカーの上などに置いてサラウンドシステムにハイト信号を付加
  • フロント・ハイトスピーカー:正面壁面に設置
  • サラウンド(サイド)スピーカー:横壁面に設置して7.1chサラウンドシステムを構築
  • サラウンドバック、リアハイトスピーカー:後方壁面に設置する
  • フロントスピーカー:正面壁面に設置する
  • フロント・ワイドスピーカー:正面壁面に横向きに設置
  • ニアフィールド・モニター:デスクトップに置く

 前面に2段階のモードスイッチを備え、設置場所に応じて音の拡散パターンを変更可能。背面には壁掛け用ブラケットを備え、タッピングねじで壁に掛けられる。ターミナルはプッシュ式で、バナナプラグやYラグには非対応。外形寸法は160×255×190mm(幅×奥行き×高さ)、重量は2.8kg。サランネットと、2種類のラバーフットが付属する。

左から、「アップフィリング・スピーカー」、「フロント・ハイトスピーカー」、「サラウンド(サイド)スピーカー」の設置例
左から、「サラウンドバック、リアハイトスピーカー」、「フロントスピーカー」、「フロント・ワイドスピーカー」、「ニアフィールド・モニター」の設置例