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筐体に歌詞表示“リリックスピーカー”新製品は今秋発売。アリアナ・グランデとコラボ

 音楽の歌詞が筐体に表示される「リリックスピーカー」の新モデル、「Lyric Speaker Canvas」が公開された。2018年秋に世界同時販売を予定しており、YouTubeで公開されたアリアナ・グランデの日本版ミュージック・ビデオの中で、製品の姿や、歌詞表示が確認できる。

アリアナ・グランデの日本版ミュージック・ビデオの中で公開された「Lyric Speaker Canvas」

 リリックスピーカーはSIXが企画開発し、子会社のCOTODAMAが製造・販売している。歌詞を自動で美しくビジュアライズする技術「Lyric Sync Technology」が特徴で、スピーカーだけでなく、2018年1月にPioneerDJが開発した、DJソフトウェア「rekordbox」にライセンス提供もしている。ただし、このソフトは日本では未発売。

 「Lyric Speaker Canvas」は、その歌詞表示機能を搭載したスピーカーの新製品。アビー・ロード・スタジオが2016年にスタートさせた、音楽テクノロジーインキュベーションプログラム「AbbeyRoadRed」のバックアップを受け製作中。今年秋に発売予定。

アリアナ・グランデ「ノー・ティアーズ・レフト・トゥ・クライ」リリックビデオ×リリックスピーカー・キャンバス

 アリアナ・グランデの日本版ミュージック・ビデオで登場しており、「新ラインの製品発表さえもが、歌詞の素晴らしさを届ける活動の一部でありたいというCOTODAMAの想いと、アリアナ・グランデの強く前向きなメッセージ性が合致したことで実現した」という。

 ミュージック・ビデオでは、LGBTの支援活動でも知られるアリアナ・グランデの意思を反映し、彼女の歌に勇気付けられて、自分の愛を貫く人々の様子が描かれている。