ニュース
FX-AUDIO-、2,980円の真空管ハイブリッドプリアンプ「TUBE-00J」
2018年8月2日 21:27
ノースフラットジャパンは、FX-AUDIO-ブランドの真空管ハイブリッドプリアンプ「TUBE-00J」を発売した。価格は2,980円(税込)。カラーはブラックとシルバーの2色。電源は別売。
真空管とオペアンプを組み合わせたハイブリッドタイプのプリアンプ。前段のオペアンプで音量・音質調整を行ない、後段の真空管で独特の音質を付加する構成とし、真空管とオペアンプの長所を活かして「ボリューム最大時でも不快な歪みなく真空管独特の音色を楽しめる」という。
真空管「6K4」を付属。真空管「6J1」に最適化した回路設計で、別途購入した6J1に交換して管の違いによる音質変化も楽しめる。
真空管プリアンプ「TUBE-01J」('16年発売)から12V駆動の手軽さを引き継ぎ、回路の再設計と合理化を実施。バッファ回路にTIのオペアンプ「NE5532」、BCコンポーネンツ(旧フィリップス)特注仕様の高耐圧フィルムコンデンサ、PILKORのメタライズドフィルムコンデンサなど、定評ある高品質パーツを採用しながら、3,000円を切る低価格を実現した。
電源安定回路を強化し、昇圧ICと反応速度の良い電源回路でノイズレス供給を目指した回路設計とした。電源回路の高電圧化と併せて、グランドの安定を保ちつつ、特定周波数への電位差による隔離をさらに強化。真空管自体の動作安定化によるSN比の向上、全高調波歪の低下を実現する。
アナログ音声入力(RCA)と出力(RCA)を装備。前面にボリュームダイヤルや電源スイッチを備える。別売の電源アダプタで動作し、DC12V/電源容量1A以上のものが利用できる。外形寸法は98×99×76mm(幅×奥行き×高さ・真空管含む)、重量は279g。
