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パナソニック最上位UHD BDプレーヤー「DP-UB9000」。HDR10+やバランス出力対応

 パナソニックは29日、ドイツ・ベルリンで8月31日に開幕する「IFA 2018」に先駆けてプレスカンファレンスを開催。Ultra HD Blu-rayプレーヤーのフラッグシップモデル「DP-UB9000」を発表した。欧州では9月に発売予定。

DP-UB9000

 同社や20世紀FOX、サムスンらが提案するHDR規格「HDR10+」と、Dolby Visionに対応。また、センターローディングディスクメカやアナログバランス出力(XLR)を採用し、音質にこだわったプレーヤーとして展開する。

HDR10+に対応
HDR10+はSamsungのほかFOXやAmazon Prime Video、Warnerなどがサポート

 独自のHCX Processorやクロマアップサンプリング技術による高画質化とともに、新開発の2層シャーシによる制振性能やセンターローディングドライブ、アルミ製のフロント/サイドパネルなどにより、ディスク回転に伴うノイズを抑制。アナログ音声出力はアンバランスの2ch/7.1chに加え、XLRのバランス出力を装備。高性能DACの搭載によりアナログ音声出力品質にこだわったという。電源もデジタル回路からのノイズの影響を遮断している。

 11.2MHzまでのDSDやWAV、FLAC、AIFF、ALACなどのハイレゾファイル再生も行なえる。真空管風のアップサンプリングにも対応する。

 HDMI出力は2系統で、オーディオとビデオの分離出力に対応。テレビにあわせて、適切なHDRの明るさに調整する「HDR Optimiser」や、HDR-SDR変換機能を備えている。

 4K VODサービスにも対応。また、GoogleアシスタントやAmazon Alexaによる音声操作にもアップデートで対応予定。