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コルグ、Nutube搭載USB DAC/ADC「Nu I」発売延期。11月下旬に

コルグは、直熱双三極管Nutubeを搭載したUSB DAC/ADC「Nu I」の発売を、11月下旬に延期すると発表した。当初10月下旬の発売を予定していたが、「諸般の事情」により延期するという。

Nu I

Nu Iは、新世代の直熱双三極管Nutubeを搭載したUSB DAC/ADC。付属ソフトウェア「AudioGate」との組み合わせで、DSD 11.2MHzまでの録音、再生に対応する。MM/MCカートリッジ対応のフォノ・アンプも搭載し、レコードプレーヤーの出力を直接接続可能。価格は425,000円。

コルグとノリタケ伊勢電子が共同開発した日本製の真空管、Nutubeを搭載。従来の真空管では難しかった長寿命、省電力を実現した。直熱管としてリニアリティのある特性を持ち、真空管特有の豊かな倍音も楽しめる。

AudioGateに内蔵する「DSDフォノ・イコライザー」は、一般的なRIAA以外にも、LP、SPレコード用のカーブを用意。録音時に掛け録りするだけでなく、そのまま入力/録音したレコード盤の原音に、後掛けもできる。DSDリアルタイム変換用オーディオ・ドライバー「S.O.N.I.C.リマスタリング・テクノロジー」も搭載する。

入力端子として、XLRバランス×1、RCAアンバランス×1、フォノ×1を搭載。USB B×1も搭載。出力は、XLRバランス×1、RCAアンバランス×1に加え、「USB-DAC DIRECT OUT」としてXLR×1、RCA×1も装備。標準ヘッドフォン×1、XLRバランスヘッドフォン×1も搭載する。