ニュース

ZOZOマリンスタジアムに三菱の超横長ビジョン「オーロラリボン」。国内野球場最大

三菱電機は、プロ野球の千葉ロッテマリーンズから「ZOZOマリンスタジアム」(千葉県千葉市)の観客席に備えた超横長の新ウイングビジョン向けに「オーロラリボン」を受注した。3月のオープン戦から運用開始される予定。

ZOZOマリンスタジアムの新ウイングビジョン導入イメージ

リボンビジョンは、スタジアム内などを一周するように設置される超横長の表示装置。従来の全長295.68mはそのままに、スクリーンの高さを従来比約1.3倍の1.28mに拡大し、面積は378.47m2。国内野球場最長・最大のリボンビジョンとなる。同社は「より迫力のある映像表示と演出により、球場のさらなる一体感の創出に貢献する」としている。

フルカラーのLEDユニットは高発光効率LED素子を採用して輝度を向上。水平解像度を従来スクリーン比2.5倍の80ドットに拡大、80×18,480ドット(縦×横)で多彩な表示を実現している。また、水平視認角度160度のLEDを採用。視認エリアを大幅に拡大し、より多くの観客に一体感のある映像を提供するという。

従来よりも高さを拡大、広視野角化も

平均消費電力を従来スクリーン比(同一面積比)で約50%低減し、スタジアムの省エネに貢献する。また、フィルターレス構造のLEDユニット採用により定期的なフィルター交換が不要で、定期交換部品の削減とメンテナンスの省力化も実現する。