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パナソニック、Googleアシスタント/NCヘッドフォン。LDAC対応で約3.3万円

パナソニックは、Googleアシスタントに対応したノイズキャンセリング機能搭載Bluetoothヘッドフォン「RP-HD610N」を2月22日に発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は33,000円前後。カラーはブラックのみ。

PANASONIC RP-HD610N

'18年2月に発売したBleutoothヘッドフォン「RP-HD600N」の後継機。LDAC/aptX HDコーデックやユニットなどの基本性能はそのままに、ネットワーク機能を強化した。

「Googleアシスタント」に対応。ハウジング側面にあるアクションボタンを押しながら話しかけると、接続済みスマートフォンのGoogleアシスタントが起動。ユーザーの指示に応じて、音楽やニュース、ポッドキャストの再生やメッセージの読み上げ、道案内、スケジュールの管理、リアルタイム翻訳(Androidのみ)などを実行。スマホを直接操作することなく、音声だけでコントロールすることができる。

ハウジング側面に搭載されているGoogleアシスタント用のアクションボタン

新しい連携アプリ「Panasonic Audio Connect」(無料)に対応。スマホ画面から、ヘッドフォンの各種機能設定や接続状況の表示確認が行なえる。また購入時に行なうペアリングは、GUIによるナビゲーションで「エントリーユーザーでもペアリング、初期設定が簡単にできる」としている。

Panasonic Audio Connectの画面

Bluetooth 4.2に準拠。コーデックは、SBC/AAC/aptX/aptX HD/LDACをサポート。ハイレゾコンテンツをLDACコーデックで990kbpsで伝送すれば、ハイレゾ相当の高品位サウンドがワイヤレスで楽しめる。対応プロファイルはA2DP/AVRCP/HSP/HFPで、マルチポイント接続も可能。

ユニットは40mm径のHDドライバー。振動板は100層以上に積層された超多層フィルム(MLF)を採用することで、不要な残響を抑制、高い応答性と高解像度再生を実現したとする。新制振構造・制振材料のフレームも採用することで、不要なドライバの振動を低減し、音場の広がり感を目指した。

振動板には超多層フィルム(MLF)を採用

マイクをハウジングの外側に配置したフィードフォワード方式と、鼓膜に近いユニット側にも配置したフィードバック方式による“ハイブリッドノイズキャンセリング”を採用。4つのマイクを使うことで、広帯域でのノイズ低減を可能にしたという。

NC効果は3段階(High/Medium/Low)から調整でき、外部の騒音状態に合わせて切り替えが可能。電車の車内アナウンスなど、周囲の音を聞きたい時に、ヘッドフォンを外すことなく聞けるボイススルー機能も備えている。

バッテリーを内蔵し、連続再生時間は約24時間(NC機能ON・SBC伝送時)。15分の充電で約2時間再生ができる、急速充電に対応。有線ケーブルでの接続も行なえる。

装着性を考慮した、3Dボールジョイント機構を採用。ユーザーの頭や耳の形に合わせて、最適な位置で装着できるという。3Dイヤーパッドは人間工学に基づいた設計で、低反発ウレタンフォームを使用している。またハウジングはスイーベルや折りたたみに対応する。

重量は約275g。キャリングケースや着脱コード、充電ケーブルが付属する。