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BenQ、5,000ルーメン/コントラスト比300万:1の業務用4Kレーザープロジェクタ

ベンキュージャパン(BenQ)は、5,000ルーメンの高輝度な4Kレーザープロジェクター「LK952」を29日より発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は50万円前後。

BenQ LK952

ビジネスや教育現場での使用を想定した業務用モデル。レーザー光源を搭載したシリーズとしては初の4Kプロジェクターという。

単板の0.47型DMDデバイスを搭載。DLPの画素ずらし技術・XPRを用いることで、4K/3,840×2,160ドットの高精細映像表示に対応する。

光学部はアレイ上のレーザーダイオードを用いた「BlueCoreレーザー」で、光効率を高め5,000ルーメンもの高輝度を実現。カラーホイールに黄色を追加し、最適なクロマ性能と高精度な分光特性を目指した。DLPチップを密閉構造とすることで、10万時間以上の耐熱性能を実現している。レーザー光源寿命は2万時間。

1.6倍のマニュアルズームとフォーカス機構を搭載。レンズシフトは上下60%・左右23%。

コントラスト比は300万:1。深い黒、豊かな色彩とディテール描写により、映像に繊細さと透明感が生まれ高品質な4K映像を実現したとしている・

HDR規格「HDR10」をサポート。明るさとコントラストのレンジを拡張し、原画を忠実に再現するディテールとシネマ映像を再現。4K解像度へのアップコンバート機能や、医療用画像の表示を想定した「DICOM Simulation Mode」なども搭載する。

10Wのスピーカーを内蔵。HDMI入力は3系統で、うち1系統のみHDCP2.2をサポート。マルチスクリーンプロジェクション用に、信号増幅機能を備えたHDMI出力を1系統用意する。ほか、D-Sub、LAN、RS232,USB、ステレオミニのオーディオ入出力端子などを備える。

騒音レベルは最小38dB。消費電力は最大585W。外形寸法は490×380×159mm(幅×奥行き×高さ)で、重量は10.1kg