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東芝、時短の全録レコーダ「レグザタイムシフトマシン」に3TB。実売12万円
2019年3月6日 15:30
東芝映像ソリューションは、全録レコーダー「レグザタイムシフトマシン」の新モデル「DBR-M3009」を4月下旬より発売する。HDD容量は3TBで、価格はオープンプライス。店頭予想価格は12万円前後。
最大7chの番組を常時録画する「タイムシフトマシン」を搭載したBDレコーダー。チューナーはタイムシフト用に地上/BS/110度CSデジタル3系統と地上デジタル1系統、さらにタイムシフト/通常録画兼用の地上/BS/110度CSデジタルを3チューナ搭載。3~7chの範囲でタイムシフト録画が行なえる。BDドライブも搭載し、BD/DVDのダビングや再生に対応する。
BD再生中でも全てのタイムシフト録画が動作、さらに2番組を家庭内に同時配信できるなど「録画を止めない」性能を特徴としている。スマートフォンでの操作や、番組持ち出しなどにも対応する。内蔵HDD容量以外の主な機能は、既発売のDBR-M4008/M2008と共通。
HDD容量は3TBで、別売USB HDDの追加も可能。タイムシフト録画モードは、DRモード(放送波のまま)と、AVC高画質/AVC中画質/スマホ高画質/スマホ長時間画質から画質を選択する。スマホ高画質/長時間画質は、通常の1080/60iではなく、1080/30pのプログレッシブ形式で録画するモード。
放送時間よりも時間を短縮して番組を楽しむ「時短」機能を搭載し、リモコンの「時短」ボタンを押すと[時短で見る]画面が起動する。通常再生のほか、CMを早送りして本編だけを見られる「らく見」、らく見を1.3倍速再生する「らく早見」、5分で番組をダイジェスト再生する「飛ばし見」が利用可能。番組検索の機能として、タレントなどの人物リスト検索などに対応。
BD/DVD再生やダビングに対応。簡単な編集操作で、録画番組の時短する部分(らく見で再生した部分など)だけを手軽にディスクへダビングできるおまかせダビングもできる。なお、Ultra HD Blu-ray(UHD BD)再生はできない。HDMI出力を1系統備え、1080p映像の4Kアップコンバート出力にも対応する。
IEEE 802.11ac対応の無線LANやEthernetを装備。入力端子はアナログ音声×1、コンポジット×1など。SDカードスロットやUSB端子も備えている。消費電力は42W(動作時)/63W(BSアンテナ給電時)。外形寸法は430×219×59㎜(幅×奥行き×高さ)、重量は約3kg。