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“ボヘミアン”フレッチャー監督のエルトン・ジョン映画「ロケットマン」'19年公開

伝説的ミュージシャン“エルトン・ジョン”の半生を描いたミュージカル映画「ロケットマン」(原題:ROCKETMAN)の日本公開が決定した。監督は「ボヘミアン・ラプソディ」で最終監督を務めたデクスター・フレッチャー、エルトン・ジョンを演じるのは「キングスマン」のタロン・エガートン。公開は2019年を予定し、配給は東和ピクチャーズ。

映画「ロケットマン」
©2018 Paramount Pictures. All rights reserved.

シングルとアルバムの総売り上げは全世界で3億枚、グラミー賞を5度受賞し「ローリングストーン誌が選ぶ歴史上最も偉大なアーティスト100組」に選出されるなど、輝かしい成績を持つミュージシャン・シンガーソングライター“エルトン・ジョン”の半生を描いたミュージカル超大作。全米では5月31日より劇場公開が予定されている作品で、エルトン・ジョンの誕生日(1947年3月25日生)に合わせ、日本での公開がアナウンスされた。

エルトン・ジョンを演じるのは、「キングスマン」シリーズのエグジー役で有名なタロン・エガートン。アニメ「SING/シング」でエルトン・ジョンの「アイム・スティル・スタンディング(I'm Still Standing)」を歌唱し、その甘い美声を披露したが、今作には過酷なボイストレーニングを積み、劇中でのエルトン・ジョンの楽曲を吹き替え無しで歌いきるなど、その熱演ぶりも話題となっている。

Rocketman (2019) - Official Trailer - Paramount Pictures

ほかにも、数々の名曲を共作したパートナーのバーニー・トーピン役には「リトル・ダンサー」のジェイミー・ベル。エルトンの母シーラ役には「ジュラシック・ワールド」シリーズのブライス・ダラス・ハワード。エルトンのマネージャーで、後にクイーンを見出したことでも知られる敏腕音楽プロデューサー、ジョン・リードには「ゲーム・オブ・スローンズ」のリチャード・マッデンなど、実力派キャストが脇を固める。

監督を務めるのは、俳優業でも活躍するデクスター・フレッチャー。大ヒット映画となった「ボヘミアン・ラプソディ」では製作総指揮を担当し、ブライアン・シンガー監督が撮影中に降板した後には、監督を代行して作品を完成させたことでも知られている。

脚本は「リトル・ダンサー」で第73回アカデミー賞脚本賞にノミネートしたリー・ホール。製作は「キングスマン」を監督し、タロン・エガートンと相性抜群のコンビで奇想天外な世界観とアクションシーンを生み出したマシュー・ヴォーン。エルトン・ジョン自身も製作として参加している。公開日等の詳細は、後日発表される。