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SEASドライバ&チタンツイータ搭載スピーカー「Argon」。センターも

Wefieldウインテストは、amphion(アンフィオン)ブランドの新モデルとして、ブックシェルフスピーカー「Argon0」とセンタースピーカー「Argon5c」の2機種を29日より発売する。価格は、Argon0がペア132,000円(ブラック/ホワイト)、Argon5cが1本160,000円(ブラック)/175,000円(ウォールナット)。

「Argon0」(左)と「Argon5c」(右)

amphionは、北欧フィンランドで1998年に創業したスピーカーブランド。全製品をフィンランド国内で生産し、民生用スピーカーから業務用のモニタースピーカーを手掛ける。

Argonシリーズは、同社の民生用スピーカーにおける中級ラインに位置し、独自のSEASドライバーと1インチチタニウムツイーターの搭載が特徴。独自形状のウェーブガイド設計により、再生音の効率と指向性をコントロールしている。

「2~5kHzの音域は聴覚が敏感な帯域である為その帯域をネットワーク回路で分割すると位相特性に乱れが生じる可能がある」として、クロスオーバー周波数は1.6kHzに設定。またツイーターユニットとウーファーのボイスコイル配置を一致させて位相を整合し、ネットワーク回路をシンプルにする事で、自然で美しく明瞭な音色を表現したとしている。

Argon0

ブックシェルフタイプの2ウェイバスレフ型。デスクトップでの使用、リビングでのテレビ/動画視聴やBGM再生、ベッドサイドなどにも最適なサイズとし、また後部配置のバスレフポートで室内反射音響が少ない環境でも、スピード感のある立体的サウンドを目指した。

アルミニウム製ウーファーは4.5インチ。インピーダンスは8Ω。再生周波数帯域は50Hz~25kHz(-6dB)で、出力音圧レベルは86dB。最大入力は25~120W。外形寸法は132×220×259mm(幅×奥行き×高さ)で、重量は6kg。

Argon0のブラック(左)とスタンダードホワイト(右)

Argon5c

Argon5cは、2ウェイバスレフ型のセンタースピーカー。Argonシリーズとの組み合わせで音場を補完統合するように最適化されており、ウェーブガイド設計による再生音の均一分散で「小さな音量でも大きな音響空間であっても声の美しさを失わない音楽/セリフを提供する」という。

アルミニウム製ウーファーは5.25インチ×2。インピーダンスは4Ω。再生周波数帯域は46Hz~25kHz(±6dB)で、出力音圧レベルは90dB。最大入力は10~150W。外形寸法は510×265×160mm(幅×奥行き×高さ)で、重量は11kg。

Argon5cのブラック
ウォールナット