ニュース
4つの音質が選べるNCヘッドフォン「Matrix Cinema ANC」。aptX LL対応「Matrix3」も
2019年4月5日 15:55
宮地商会M.I.D. は、米MEE audio(ミー・オーディオ)のワイヤレスノイズキャンセリングヘッドフォン「Matrix Cinema ANC」を12日より発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は16,000円前後。
また、新たにaptX Low Latency(LL)コーデックに対応したBluetoothヘッドフォン「Matrix3」がリニューアル発売。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は9,000円に変更した(従来は実売14,580円前後)。
Matrix Cinema ANC
40mm径ドライバーを搭載した既存のヘッドフォン「Matrix Cinema」(’18年発売)。その独自のオーディオエンハンス機能「CinemaEAR」に、新たにアクティブノイズキャンセリング(NC)機能を追加したのが「Matrix Cinema ANC」。
有線/ワイヤレス時の両方でNC機能が利用でき、スイッチでNCオン/オフを切り替えられる。音声プロンプトやステータスインジケーターライトは、ユーザーが任意で無効にもできる。
CinemaEARのNC機能以外のモードは以下の通り。
- CLEAR VOICE:映画やテレビ番組向けに、人物の音声を聴き取りやすくする
- CLEAR VOICE PLUS:さらに声をクリアにする
- DYNAMIC MUSIC:低音と高音をダイナミックなサウンドにする
- BASS BOOST:映画や音楽のサウンドの低音を強める
Bluetooth 4.2準拠で、プロファイルはA2DP 1.2/HSP 1.2/HFP 1.5/AVRCP 1.4に対応。コーデックはSBC、AAC、aptX/aptX LLをサポート。内蔵マイクでハンズフリー通話が行なえる。マルチポイント接続にも対応し、2台のデバイスに同時接続して音楽再生と通話をシームレスに切り替えられる。3.5mm入力のステレオケーブルを同梱し、有線ヘッドフォンとしても利用できる。
周波数帯域は20Hz~20kHz。インピーダンスは32Ω@1kHz。感度は115±5dB。イヤーパッドはソフトなメモリーフォーム製で、外部ノイズを抑えて音漏れも防ぐとする。ヘッドバンドを折りたたんで専用ケースに収納できる。
フル充電時の連続利用時間は約33時間(NCオフ時)。NCオン時は約20時間。スタンバイは1,000時間、USB充電に対応し、充電時間は約120分。
Matrix3
既存のBluetooth 4.0準拠のワイヤレスヘッドフォンが、新たにaptX LLコーデックに対応し、値下げしての発売となる。SBC、AAC、aptXコーデックにも対応する。ハンズフリー通話やマルチポイント接続機能に対応している。
40mmムービングコイル式のドライバーを搭載し、周波数帯域は20Hz~20kHz。インピーダンスは32Ω@1kHz。感度は96±3dB。
最大駆動時間は24時間で、1,000時間のスタンバイに対応。充電時間は120分。長さ150cmの3.5mm有線ケーブルが付属し、バッテリーが切れても有線イヤフォンとして利用可能。
このほか、MEE audioの既存の2製品を12日から価格改定。Matrix Cinema ANCのベースモデル「Matrix Cinema」は、新価格が14,000円(旧価格:16,500円)、aptX LL対応Bluetoothヘッドフォンとトランスミッターのセット「Connect T1M3」は新価格15,000円(旧価格:16,500円)でいずれも値下げとなる。