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約1.2万円でゲーム&音楽に使えるハイレゾイヤフォン「AERO」

アーキサイトは、「ゲームにも音楽にも使える」をコンセプトとしたハイレゾイヤフォン「AERO」(XRD-XA01)を9日に発売した。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は12,000円前後。

AERO

8mmチタンコーティングのセミオープンダイナミック型ドライバーを採用したカナル型イヤフォンで、クラウドファンディングサイト「Makuake」で1,100万円の支援を集めて製品化が決定。内部の気流を調整し、高低音のバランスを最適化するという特許取得のチューニング材と、ドライバーから出力された高音成分をほぼ減衰させずに伝達するというクロム鋼ノズルを採用している。

AEROの内部構造

「ゲームにも音楽にも使える」がコンセプトで、ゲーミングイヤフォンとして定位感や臨場感にフォーカスした音作りを行ない、「スマートフォンゲームからFPSなど本格的なシューティングゲームまで、迫力のあるサウンドが楽しめる。シビアに位置把握が要求されるゲームにも適している」という。ケーブルにリモコンマイクを搭載しており、ヘッドセットとしても利用できる。

音楽用イヤフォンとしては、「芯のあるボーカルを聴かせる中音域を中心に、低音と高音を含めた全体的なバランスを整えた」音作りをしたという。映画や動画鑑賞などのコンテンツも「重厚感のあるセリフと、空気感を捉えるような臨場感」が楽しめるという。

別売のバーチャルサラウンドプロセッサー「XPUMP」と組み合わせると、より高いバーチャルサラウンド効果が味わえるようにチューニングしたという。

「XPUMP」と組み合わせたところ

再生周波数帯域は20Hz~40kHzでハイレゾ対応を謳う。最大入力は20mW、インピーダンスは20Ω。入力プラグはステレオミニ。ケーブルはY型で長さは約1.2m、重量は約13g。

付属のイヤーピースは、硬さが異なる2色の素材で構成し、パワーのある低音を表現するという「AEROイヤーピース」と、柔らかいTPE素材で厚みのある中音域を表現するという「ボーカル強化イヤーピース」の2種類で、サイズはいずれもS/M/Lの3サイズを用意する。