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4K8K衛星放送受信工事の'19年度助成金、8月1日より申請受付開始

放送サービス高度化推進協会(A-PAB)は、総務省による2019年度の「衛星放送用受信環境整備事業」交付決定を受け、視聴者が新4K8K衛星放送の受信設備を整える際に補助を受けられる助成金申請の受付を8月1日より開始する。当初は4月8日受付開始予定としていたが、「各様式や申請マニュアル等の見直し」を理由に延期されていた。

衛星放送用受信環境整備事業(A-PABリーフレットより引用)

この制度は、新4K8K衛星放送を全て受信できる右左旋対応アンテナ工事など受信設備の改修時に、電波漏洩しないよう基準に適合した機器を使って、適切な工事をするための助成金を受けられるもの。視聴者や管理組合などが助成の対象となり、認定された登録業者による工事の場合に適用される。

新年度の助成金は約1.1億円でスタート(4月発表時の金額)。対象範囲などにも様々な条件があり、詳細はA-PABによる「中間周波数漏洩対策事業」のサイトで案内されている。

また、工事の登録業者を対象とした「衛星放送用受信環境整備事業に関する講習会(電波漏洩対策に関する講習会)」を9月から全国で約50回開催。そのなかで助成金交付までの流れなどの説明も行なう。

4K8K推進キャラクターを務める深田恭子