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AIキャラと話せる立体サイネージ実現。女子高生巫女「出逢 蒔奈」が案内
2019年8月5日 16:09
イージェーワークスは、AIキャラクターと音声対話を活用した立体サイネージ「インフォロイド」の正式サービス提供を8月5日より開始。新キャラクターとして「出逢 蒔奈(デアイ マキナ)」を発表した。提供価格は初期導入300万円~(応相談)。
「インフォロイド:inforoid」は、大型透過ディスプレイを採用し、キャラクターとの対話で商業施設や周辺情報などの案内が行なえるという立体的AIインフォメーションサービス。インターネットサービスプロバイダやWeb開発事業を展開するイージェーワークスが、AIサイネージ需要の高まりを背景に商品化した。
キャラクターのプロフィールや、現在時間、トイレや売店など各施設の場所、周辺情報、天気など様々な情報を聞いたり、会話を楽しむことが可能。また、「踊って」と声をかけることでダンスを披露するなど、単なる情報端末ではなく、周辺施設への誘客や地域活性化を実現するという。
操作が必要なタッチパネル型サイネージではなく、人物を認識して声を掛け、音声だけで会話を行なうことで、気軽に利用できる自然なコミュニケーションを実現。対話によるアンケートなども行なうことで、データの蓄積・活用も可能だという。
キャラクターとして、「蟻十 あんず(アリトウ)」に加え、新キャラクター「出逢 蒔奈(デアイ マキナ)」を用意。ラテン語のデア・エクス・マキナ(dea ex machina)、「機械仕掛けの女神」を暗喩した名前の“女子高生の巫女”。これらのキャラクター以外に、オリジナルキャラクターデザイン/ボイスの作成にも対応するという。キャラクターの表現に“アニメテイストの自然なしぐさ、かわいさ”を導入したのも特徴。
交通広告やデジタルサイネージ開発などを展開する広告代理店のエヌケービーによる、自動動画変換機能を備えたシステム「NKBクラウド」との連携も実装予定。広告だけでなく、対話形式で駅周辺の店舗や商業施設、各種イベントへの誘導なども見込んでいる。