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旭化成、最上位チップのプロセスを導入した新DAC「AK4468」。低域ノイズ改善

旭化成エレクトロニクス(AKM)は20日、最上位DAC「AK4499」で採用するオーディオ専用LSIプロセスを展開した32bit/8ch DAC「AK4468(VN)」の販売を開始した。

32bitマルチチャンネルDAC「AK4468(VN)」

AVアンプやカーオーディオなどで採用実績のあるマルチチャンネルDAC「AK4458VN」の後継モデル。最大768kHzのPCM入力とDSD512入力に対応し、ネットワークオーディオやUSB-DAC、カーオーオディオシステムなどでのハイレゾ音源再生に最適、としている。

同社フラッグシップDAC「AK4499」で採用するオーディオ専用LSIプロセスを導入。電気的な余裕度と低域ノイズが改善され、前世代のDACよりも大幅な音質向上を実現したという。S/N比は117dB。

6種類の32bitデジタルフィルターを内蔵(AK4458は5種類)。様々なアプリケーションで柔軟かつ容易な音質作りが可能。低歪テクノロジー、帯域外ノイズを抑制するOSRD(Over Sampling Ratio Doubler)などのVELVET SOUNDテクノロジーを引き続き搭載する。

非磁性パッケージを採用。動作温度は105度までを保証。AEC-Q100への対応を予定する。