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旭化成、小型でも768kHz/32bitに対応する新DAC「AK4462VN」

旭化成エレクトロニクス(AKM)は、オーディオ用DACの新製品として、768kHz/32bit対応ステレオDAC「AK4462VN」を量産開始した。ポータブルオーディオプレーヤーや電子楽器、車載を含めた各種オーディオ機器などへの採用を見込む。

定評ある低歪テクノロジー、帯域外ノイズを抑制するOSRD(Over Sampling Ratio Doubler)技術を用いたVELVET SOUNDテクノロジーに加え、フラッグシップDAC「AK4499」でも採用するオーディオ専用LSIプロセスを導入。「“情報量”と“力強さ”を追求した」という。

最大768kHz/32bit PCMほか、DSD512、DoP256などの入力フォーマットをサポート。PCM/DSD、PCM/DoPのモード自動切り替え機能も搭載しており、手軽に1bit再生が行なえる。また6種類の32bitデジタルフィルターを内蔵しており、様々なアプリケーションで柔軟かつ容易に音質作りができるという。

THD+N(全高調波歪み+ノイズ)は-107dBで、SN比は117dB。パッケージサイズは24-pin QFN(4×4mm)。