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パナソニックDIGAの4K長時間録画モードが強化。8~12倍のおまかせも
2019年10月24日 15:00
パナソニックは、Blu-ray Discレコーダー「おうちクラウドディーガ」の新4K衛星放送チューナー内蔵モデル「DMR-4W400」など3機種を11月13日にアップデート。4K番組を長時間録画できる7つのモードを追加する。バージョンアップ方法の詳細は、準備ができ次第、サポートサイトで案内される予定。
新4K衛星放送番組をより多く残して楽しめるように、新たに4K長時間モードの機能を強化。大きく2つの機能アップデートを行なう。対象は、7月19日に発売したおうちクラウドディーガ 4Kチューナー内蔵モデルで、型番はDMR-4W400、DMR-4W200、DMR-4S100。
1つ目の機能強化は、最大8倍録までの6モードを追加した点。新たに、4K 4.5倍録、4K 5倍録、4K 5.5倍録、4K 6倍録、4K 7倍録、4K 8倍録モードが加わる。従来同様に、好みの画質やHDD容量に合わせて録画モードを選択して番組を残すことが可能で、新たな6モード追加により、さらに好みに応じた使い方ができるようになるとしている。
2つ目は、「おまかせ長時間“4K 8~12倍録モード”」の追加。番組の映像に応じて録画の倍率を8倍から12倍までの間で自動的に調整でき、例えば「動きの激しいスポーツ」、「動きの少ないドラマやアニメ」など、シーンに合わせて画質を自動でコントロール。映像の乱れを抑えながら長時間録画できるという。
なお、複数の音声信号を含む番組を録画する場合、4K長時間録画モードで記録できる音声は最大2つまで。初期設定「4K画質の音声ch数優先」が「切」(初期値)の場合、記録音声はAAC 5.1chまたはAAC 2chのいずれか一方のみ。初期設定「4K画質の音声ch数優先」が「入」の場合、AAC 22.2chまたはAAC 7.1chの音声も記録できる。
4K長時間録画モードの倍率表記は、記録する音声がAAC 2chの場合の倍率を指している。なお、記録音声がAACのマルチchまたは2つ以上の場合は、録画できる時間は短くなる。また、スマホ転送番組を記録した場合も、録画できる時間は短くなる。
4KDRモード/4K長時間録画モードの番組をBDにダビングする場合、録画モードを4K 4.5倍録から4K 8~12倍録に設定してダビングすることはできない。一旦、内蔵HDDで録画モードを4K 4.5倍録から4K 8~12倍録に録画モード変換した後、BDに高速でダビングできる。また、4KDRモード/4K長時間録画モードでBDにダビングした番組は、他の機器では再生できない場合がある。
録画時間は各モデルの内蔵HDDや、放送(転送レート)により異なるが、モデルごとの目安は下記の通り。転送レートは現在運用されている数値を基準にしたもの。
DMR-4W400内蔵HDD(4TB)
【録画モード】
放送画質
・4KDR:約260時間
4K長時間モード画質
・4K 4倍録:約1,040時間
・4K 4.5倍録:約1,170時間
・4K 5倍録:約1,300時間
・4K 5.5倍録:約1,430時間
・4K 6倍録:約1,560時間
・4K 7倍録:約1,820時間
・4K 8倍録:約2,080時間
・「おまかせ長時間”4K 8~12倍モード”」:約2,080時間~約3,120時間
DMR-4W200内蔵HDD(2TB)
【録画モード】
放送画質
・4KDR(※2)、(※3):約130時間
4K長時間モード画質
・4K 4倍録:約520時間
・4K 4.5倍録:約585時間
・4K 5倍録:約650時間
・4K 5.5倍録:約715時間
・4K 6倍録:約780時間
・4K 7倍録:約910時間
・4K 8倍録:約1,040時間
・「おまかせ長時間”4K 8~12倍モード”」:約1,040時間~約1,560時間
DMR-4S100内蔵HDD(1TB)
【録画モード】
放送画質
・4KDR(※2)、(※3):約65時間
4K長時間モード画質
・4K 4倍録:約260時間
・4K 4.5倍録:約293時間
・4K 5倍録:約325時間
・4K 5.5倍録:約358時間
・4K 6倍録:約390時間
・4K 7倍録:約455時間
・4K 8倍録:約520時間
・「おまかせ長時間”4K 8~12倍モード”」:約520時間~約780時間