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e☆イヤホンがメーカー事業開始「e☆イヤホン・ラボ」。第1弾はカスタムイヤーピース

イヤフォン・ヘッドフォン専門店のe☆イヤホンは、自社で企画・開発・製造を手がけるメーカー事業を開始。ブランド名は「e☆イヤホン・ラボ」で、第1弾製品として、カスタムイヤーピース「eA-R」(エアラ)の注文を10月26日午前11時から受け付ける。価格は17,600円(ペア、税込)で、別途、耳型の作成代金が必要。e☆イヤホン秋葉原店、梅田 EST店に併設の補聴器店「リスリングラボ」で作成する際は5,500円(ペア、税込)。

「eA-R」をイヤフォンに取り付けたところ

eA-Rに対応するイヤフォン本体は、当初はSHURE用(SEシリーズ)と、WESTONE用(UM Proシリーズ、Wシリーズ)の2種類で、オーダー時にいずれかを指定できる。eA-Rの対応メーカーや機種は順次ラインナップを拡充する予定で、完全ワイヤレスイヤフォンへの対応も検討してるという。

SEシリーズに取り付けたイメージ

eA-Rは、ハードタイプのアクリル製カスタムイヤーピース。ユーザーの耳穴に合わせてオーダーメイドで作ることから、フィット感や遮音性が高い。イヤフォン本体のドライバーが発するサウンドをダイレクトに鼓膜へ届けられ、「組み合わせるイヤフォン本来の性能を味わいつくせる」という。「愛機のポテンシャルを引き出したい方はもちろん、“耳の穴が小さい”“耳の穴が大きい”などの理由で市販のイヤーピースではフィットしづらい、外れやすいという方にも好適」だという。

オーダーは、全国のe☆イヤホン各店舗(秋葉原店、SHIBUYA TSUTAYA 店、名古屋大須店、梅田 EST店、大阪日本橋本店)とWeb本店で受付。納期は約3週間。カラーは、クリア、スモーク、ブルー、レッド、イエロー、グリーン、シアン、ピンク、オレンジ、パープルの10種類をラインナップ。追加料金不要で左右で別のカラーを選ぶこともできる。

なお、e☆イヤホンは以前からeA-Rを取り扱っていたが、製品としての性能は従来のアクリル製eA-R(モデル名:eA-R38MKII)と同じだという。eA-Rは、e☆イヤホンが2015年8月より、アルトテクスに製造を委託して販売を開始。その後、2018年12月からはNeuNoiに委託先を移行していた。そして新たに、e☆イヤホンを運営するタイムマシンがNeuNoiより事業を取得。工場を大阪から東京に移転した上でe☆イヤホン・ラボとして新たなスタートを切ることになった。

「e☆イヤホン・ラボ」の様子