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Astell&Kernの新プレーヤー「SA700」は12月発売で約16万円
2019年11月2日 13:41
アユートは、Astell&Kern新ハイレゾポータブルオーディオプレーヤー「SA700」の発売日と価格を発表した。12月発売予定で、価格は16万円前後を予定。オニキスブラック、ステンレススチールをラインナップ。保護ケースは付属しないが、本体と同時期にレッド、ブラック、グリーンの3色でケースも1万8,000円前後で発売予定。
東京・中野にあるAV機器の専門店フジヤエービックのデジタルスタイルショップが主催する「秋のヘッドフォン祭 2019」が、11月2日、3日に開催中。会場は東京・中野サンプラザ。入場は無料。そのイベント内で、「SA700」の発表会が開催された。
「AK120」を再解釈
「Past Meets Present」というスローガンの元、ブランドヘリテージを再解釈したというモデル。AKブランドは2012年10月、原音に近い究極のサウンドを持ち運ぶということをモットーとし、ブランド初となるハイレゾプレーヤー「AK100」を発表。
SA700は、この「AK100」と同じAstell&Kern第一世代に分類され、現在のAstell&Kernブランドの礎を築いたという「AK120」の特徴である“デュアルDAC搭載”、”弦楽器のブリッジ部分をモチーフとしたホイールプロテクター”などハードウェア構成やデザイン面の象徴的な部分を取り入れつつ、曲情報やボリューム調節状態を示すインテリジェントLEDを採用するなど、「過去のレトロなエッセンスと現在の先端技術が最適なバランスで調和した」製品になるという。
DACは、旭化成エレクトロニクス製「AK4492ECB」をデュアルで搭載。384kHz/32bit、DSD 11.2MHzまでのネイティブ再生ができる。
ストレージメモリは128GB、microSDカードスロットも1基搭載し、最大512GBまでのカードを増設できる。メモリーカードスロットのカバーは、過去のAKプレーヤーで採用されていたスライド式。
再生対応ファイル形式はWAV、FLAC、MP3、WMA、OGG、APE、Apple Lossless、AIFF、DFF、DSF。
ヘッドフォン出力は3.5mmのアンバランス、2.5mm 4極のバランス出力を搭載。アウトプットレベルはアンバランスが2.0Vrms、バランスが4.0Vrms。
クアッドコアのCPUを搭載。4.1型の液晶ディスプレイを備え、解像度は1,280×720ドットでタッチスクリーンタイプ。
外形寸法は約116×59×16.5mm(縦×横×厚さ)で、重量は約303g。
弦楽器のブリッジをモチーフとしたホイールプロテクターとインテリジェントLED採用ボリュームを装備。再生中の曲のビット深度でレッド・グリーン・ブルー・パープルに変化するほか、ボリュームに応じても150段階で彩度が変化する。
製品の詳細や発表会の模様は追って掲載する。