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最上位サウンドカード「Sound Blaster AE-9」に約27,800円の再生専用モデル

クリエイティブメディアは、ハイレゾ対応サウンドカードのフラッグシップ「Sound Blaster AE-9」の再生専用モデル「Sound Blaster AE-9 Playback Edition」を、量販店向け販売数限定で12月下旬に発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は27,800円前後。PCとはPCI Express x1で接続する。

再生専用モデル「Sound Blaster AE-9 Playback Edition」

129dBの高DNR、32bit/384kHzまでのPCM、DSD再生にも対応したESSのSABRE ES9038 DACを搭載したサウンドカード。交換も可能なオペアンプ、ニチコン製のFineGoldコンデンサーなどのハイグレードパーツも採用している。

さらに、カスタムデザインされたフルディスクリートヘッドフォン・バイアンプ「Xamp」を、外付けのオーディオコントロールモジュールに搭載。左右チャンネルを独立させたWIMA製フィルム/フォイルコンデンサー採用のローパスフィルタや、個別のトランジスターで構成されたプッシュプルデザインのアンプを使い、高音質なヘッドフォン再生も楽しめるという。

なお、通常版のSound Blaster AE-9とは異なる再生専用であるため、マイク入力は非搭載。マイクから録音する場合は、別途USBマイクなどを接続する必要がある。

オーディオコントロールモジュールには、ヘッドフォン出力に加え、マルチファンクションのコントロールノブも搭載。スピーカー/ヘッドフォンの切り替えやボリュームの調節が可能。ゲインの切り替えもできる。

オーディオコントロールモジュール

PC用ソフト「Sound Blaster Command」を使い、オーディオ処理の「Acoustic Engine」を活用。足音や武器の切り替え、銃弾のリロードなど、ゲーム内の重要な環境音をハイライトする「Scout Mode」なども利用可能。

ディスクリート5.1chと、サラウンド技術を使った7.1chのバーチャルヘッドフォンサラウンドもサポート。Dolby Digital Live、DTS Connectによるエンコーディング機能も搭載。マルチチャンネルコンテンツをDolby AudioまたはDTSにエンコードして光デジタル出力し、ホームシアターシステムなどと連携もできる。