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Sound Blaster 30周年、シリーズ新生の第1弾「AE-9」と「AE-7」
2019年7月10日 13:05
クリエイティブメディアは、Sound Blasterシリーズの30周年を記念し、シリーズの新生ラインナップ第1弾としてハイエンドの「AE-9」と、その下位モデル「AE-7」を7月下旬に発売する。価格はどちらもオープンプライス。直販サイトでの価格は、AE-9が34,800円、AE-7が21,800円。なお、AE-9は直販サイトのみでの販売、AE-7は販売店限定。
AEシリーズはいずれもPCI-E接続の内蔵型サウンドカードで、ヘッドフォンアンプも別体で付属する。今四半期の後半には、ヘッドフォンホログラフィ技術の「Super X-Fi」を搭載した、新生Xシリーズ、次の四半期には、コンソールゲーム機との親和性を高めたという新生Gシリーズも発表予定。
また、誕生30年を記念し、Sound Blasterアップグレードキャンペーンを直販サイトで実施。直販サイトで過去にSound Blasterを購入したユーザーや、現在Sound Blasterを使っているユーザーを対象に、AE-9、AE-7などの最新機種を10% OFFで購入できるもの。詳細は直販サイトを参照のこと。
AE-9
最大129dB DNR、384kHz/32bitまでのPCMや、DSDにも対応したESS「9038」DACを採用。オペアンプは交換可能で、ユーザーが好みのオペアンプを別途用意し、付け替えられる。ただしこれは自己責任となる。
最先端のエッチング技術を使った、ニチコン製のFineGoldコンデンサーも採用。豊かな低音域を実現したとする。
また、高性能なGPUやグラフィックカードから発生する電源リップルノイズの影響を低減する「CleanLine」テクノロジーを採用。マイク向けの技術で、サウンドカードのマイクパスをフィルタリングし、ノイズを分離。マイク信号を増幅する場合も、ノイズを抑えた音質を実現できるという。
ディスクリート5.1chと、7.1chのバーチャルヘッドフォンサラウンドもサポート。Dolby Digital LiveとDTS Connectによるエンコード機能も備え、マルチチャンネルコンテンツをドルビーデジタルやDTSにエンコードし、光デジタル出力する事も可能。AVアンプなどのホームシアターと接続できる。
PC用ソフトウエア「Sound Blaster Command」は、ユーザーインターフェースを大幅に刷新。カスタマイズ可能なAudio Engineを活用し、様々な処理が可能。銃弾のリロードなど、ゲーム内の重要な効果音をハイライトする「Scout Mode」も利用できる。
同梱するヘッドフォンアンプは「Xamp」。ディスクリート構成のアンプで、左右チャンネルを独立させたWIMA製フィルム/フォイル コンデンサーを使ったローパスフィルタや、個別のトランジスターで構成された、プッシュプル デザインのアンプを通じて、高音質なヘッドフォン再生ができるという。ドライブ力も高く、出力インピーダンスは1Ωで、高感度なイヤフォンから、600Ωまでのヘッドフォンまで対応できる。
ヘッドフォン出力に加え、入力系のインターフェイスも搭載。ダイナミック マイクや、ファンタム電源のコンデンサー マイクを接続できる。マルチファンクションのコントロールノブでは、スピーカー/ヘッドフォンの切り替えや、ボリューム調整が可能。ヘッドフォンのゲイン切り替えスイッチも備えている。
サウンドカードに搭載している出力端子は、フロントL(RCA)、フロントR(RCA)、リア(ステレオミニ)、センター/サブウーファー(ステレオミニ)、光デジタル。光デジタル入力と、専用ACMリンクポートも搭載する。
ヘッドフォンアンプ部には、XLR/6.3mm共用のマイク入力、ステレオミニのマイク入力、ステレオミニのヘッドフォン出力、6.3mmのヘッドフォン出力、AUXのL入力(RCA)、AUXのR入力(RCA)を備えている。
AE-7
最大127dB DNR、384kHz/32bitまでのPCMや、DSDにも対応したESS「9018」DACを採用。クアッドコアのオーディオプロセッサーを搭載し、ゲームなどのオーディオ処理をハードウェアで引き受けて、CPUの負荷を軽くできる。
ディスクリート5.1chと、7.1chのバーチャルヘッドフォンサラウンドもサポート。Dolby Digital LiveとDTS Connectによるエンコード機能も備え、マルチチャンネルコンテンツをドルビーデジタルやDTSにエンコードし、光デジタル出力する事も可能。
PC用ソフトウエア「Sound Blaster Command」は、ユーザーインターフェースを大幅に刷新。カスタマイズ可能なAudio Engineを活用し、様々な処理が可能。銃弾のリロードなど、ゲーム内の重要な効果音をハイライトする「Scout Mode」も利用できる。
同梱するヘッドフォンアンプは、ディスクリート構成の「Xamp」。XシリーズのAE-5や、G6にも搭載されたもので、優れた明瞭あsと精度、新たなレベルの忠実度を実現したとする。出力インピーダンスは1Ωで、高感度なイヤフォンから、600Ωまでのヘッドフォンまで対応できる。上部のコントローラーを備え、直感的にボリューム調整が可能。
サウンドカードに搭載している出力端子は、フロントL(RCA)、フロントR(RCA)、リア(ステレオミニ)、センター/サブウーファー(ステレオミニ)、光デジタル、ヘッドフォン(ステレオミニ)、マイク/ライン入力(ステレオミニ共用)。ヘッドフォンアンプ部には、6.3mmと3.5mmのマイク入力、6.3mmと3.5mmのヘッドフォン出力を搭載する。