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「Sound Blaster Z」が第2世代に。新ソフトで設定最適化やボイス強化

Sound Blaster Z SE

クリエイティブメディアは、サウンドカード・Sound Blaster Zシリーズより、最新ソフトウェアに対応した「Sound Blaster Z SE」(型番:SB-ZSE)を6月中旬より発売する。価格はオープンプライスで、直販価格は12,001円。

PCIeサウンドカード「Sound Blaster Z」のリニューアルモデル。

SN比116dBや最大192kHz/24bitの高品位ステレオ再生、SoundCore 3Dによる強力なオーディオプロセッシング、ディスクリート5.1chサラウンドやバーチャル7.1サラウンド、Dolby Digital Live/DTS Connectエンコーディングなど、前機種のテクノロジーとパフォーマンスを継承しながら、新ソフトウェア「Sound Blaster Command」に対応した。

オーディオをコントロールするWindows PC用ソフトウェア「Sound Blaster Command」では、カスタマイズが可能なオーディオ処理技術スイートによるAcoustic Engineを使用。これにより、「究極のオーディオ体験の為の類を見ないレベルの没入感と精度のオーディオ」を届けるとする。

各種リスニングシーンやゲームジャンル/タイトルに合わせ、あらかじめチューニングされたSBXプロファイルのプリセットを選択して、オーディオ設定を最適化することが可能。足音や武器の切り替え、銃弾のリロードなど、ゲーム内の重要な環境音をハイライトする「Scout Mode」も備えており、ゲームプレイ時に敵や相手のかすかな動きをサウンドで感じ取りやすくできるという。

クリアな録音やゲーム内でのコミュニケーションのためのボイスを強化するCrystalVoice技術もサポート。ノイズ低減やエコーキャンセル、ボイスモーフィングなどが利用可能で、新たにマイクEQも備えマイク音声の品質も改善した。

前機種同様に、ディスクリートの5.1ch再生と、Sound Blasterサラウンド技術を使った7.1chバーチャルヘッドフォンサラウンドもサポート。新たにヘッドフォンプリセットも選択可能になっており、手持ちのヘッドフォンにチューニングされたEQプリセットが利用できるようになった。

Dolby Digital Live、DTS Connectによるエンコーディング機能も搭載。マルチchコンテンツをDolby Digital、またはDTSにエンコードして光デジタル出力が可能。手持ちのホームシアターシステム等とデジタルケーブルで接続すれば、PCゲームや映画などのコンテンツを迫力のサラウンドで楽しめる。

より高品質なオーディオを楽しみたいユーザー向けには、ダイレクト出力モードを用意。最大192kHz/24bitのハイレゾ再生が楽しめる。

インターフェイスはPCI Express×1。入出力端子は、ライン出力を3系統ほか、ヘッドフォン出力、光デジタル出力、ライン入力/マイク入力、光デジタル入力を各1系統備える。

外形寸法は約136×23×126.5mmで、重量は約208g。