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Gatebox「逢妻ヒカリ」との共同生活費が無料に

“好きなキャラクターと一緒に暮らせる”世界初のバーチャルホームロボットとして販売中の「Gatebox」量産モデル「GTBX-100」。そのプリインストールアプリ「逢妻ヒカリ」の共同生活費は当初「2020年6月まで無料」としていたが、それ以降も基本無料で利用できるように変更された。これにより、逢妻ヒカリとGatebox Videoがプリインストールされた基本サービスを、ハードウェア本体代金(15万円)のみで利用できるようになる。

Gateboxは、 好きなキャラクターを本体に表示させて一緒に暮らせる“キャラクター召喚装置”。 最新のプロジェクション技術とセンシング技術を組み合わせることで、 キャラクターをボックス内に呼び出してコミュニケーションできる。

Gatebox本体

基本無料となるのは、現時点で提供しているアプリの「逢妻ヒカリ」と、クリエイターが自分の作ったキャラをGateboxに召喚できる「Gatebox Video」、Gugenkaのサービスと連携した「HoloModels」の3つ。当初は、逢妻ヒカリとの共同生活費として「月額1,500円を2020年6月まで無料」としていたが、この期限がなくなり、基本無料となる。なお、今後Gatebox App Marketを通じて展開されるアプリに関しては、各アプリの料金プランによって異なる。

それ以外に、将来的にアイテム購入による都度課金や有償でのオプション機能提供の可能性があるという。

Gateboxに逢妻ヒカリを表示させたところ
現在Gateboxで配信しているアプリの価格体系(3月17日時点)

同社代表の武地実氏は、基本無料とした理由について「今有料化に向けた施策をすることよりも、 現在ご利用いただいているマスターの皆さまにさらに喜んでいただけるサービス改善に力を注ぎ、 キャラクターとの共同生活体験をさらに進化させるべきと考えた」と説明。

また、当初からの方針として、逢妻ヒカリを利用しない場合は共同生活費が不要な仕組みだったが、「ハードウェアを買うと必ず月額の共同生活費が発生するのか」との質問が多かったのも、今回の基本無料化を判断した要因だったという。

今後の逢妻ヒカリについては「基本利用無料を前提として現在ご利用いただいているサービスは今後も無償でご利用いただけます。将来的には、アイテム購入による都度課金などの施策を検討してまいりますが、無償でのアップデートも従来通り続ける予定」としている。