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著作権管理団体NexToneがマザーズ上場。JASRACからの移管変更は2年で1万曲超

著作権管理業務を行なうNexTone(ネクストーン)は、3月30日に東京証券取引所マザーズへ上場した。

既報の通り、エイベックス子会社のエイベックス・ミュージック・パブリッシング(AMP)が、イーライセンスとJRCの株式を取得し、これら2社が合併。2016年2月1日からNexToneとして運営している。

JASRAC(日本音楽著作権協会)以外の著作権管理団体であり、“分配金管理の高い透明性”などを強みとしている。30日発表のNexTone説明資料によれば「JASRACからの移管変更曲数は過去2年で1万曲超。一方、当社からの流出曲数はわずか」、「新規管理作品も順調に蓄積。管理作品数の拡大ペースは3年弱で1.8倍」だという。

NexToneは「上場を機に『権利者に選ばれ、利用者から支持される著作権管理事業者となる。』という経営理念のもと、『次代を奏でる著作権エージェント』を目指し、あらためて皆さまのご期待に沿うよう一層努力いたす所存でございます」とコメントしている。