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新⽇本無線、MUSESの最上位ボリューム。高音質オペアンプと組み合わせ

MUSES72323

新日本無線は、オーディオボリューム「MUSES72323」「NJU72315/NJU72322」の量産を開始した。高級オーディオ機器、プロ用オーディオ機器などでの採用を見込んでおり、参考価格はMUSES72323が3,000円、NJU72315が400円、NJU72322が2,000円。

3製品とも外部アンプを接続して使用するボリューム構成で設計の自由度の高く、MUSESシリーズのオペアンプと組み合わせる事により、高音質のシステムが実現可能としている。

MUSES72323は、高性能、高音質を追求するMUSESコンセプトをもとに開発されたオーディオボリュームのフラグシップモデル。MUSESシリーズで培ってきた回路技術、半導体プロセス技術、組立技術を活用し、徹底的に試聴を繰り返して開発したという。最大±18Vの高い動作電圧、低歪率、低出力雑音などを特徴としている。ボリュームは0〜111.75dB 0.25dBステップ。全高調波歪率は0.00024%。パッケージはSSOP32 11×7.6mm。

NJU72315は、ポータブルオーディオ機器向けに最適な小型パッケージを採用し、低電圧動作、超低雑音、超低歪特性を特徴とする。ボリュームは0〜-62dB 2.0dBステップ。全高調波歪率は0.00016%。パッケージはWCSP16 1.9×1.9×0.41mm。

NJU72315

NJU72322は、MUSESシリーズの開発コンセプトを踏襲しながら、より生産性を向上した製品としている。ボリュームは0〜-111.5dB 0.5dBステップ。全高調波歪率は0.00024%。パッケージはSSOP32 11×7.6mm。

NJU72322