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東芝、ネット動画も高画質な4K液晶レグザ「M540X」に75型追加。約25万円

75型4K液晶レグザ「75M540X」

東芝映像ソリューションは、4K液晶レグザ・M540Xシリーズに75型モデル「75M540X」を追加、6月19日より発売開始する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は25万円前後。

M540Xは、新4K衛星放送チューナーを2基搭載し、映像回路「レグザエンジン Cloud」を搭載した4K液晶テレビのスタンダードシリーズ。'20年2月に65型、55型、50型、43型を発売しており、今回最大サイズとなる75型が追加される。サイズ以外の基本性能は既発モデルと変わらない。

2020年の4K液晶レグザでは最大サイズとなる75型

パネル解像度は、4K/3,840×2,160ドット。バックライト制御はダイナミックグローバルディミングで、映像エンジンは「レグザエンジン Cloud」。

クラウドと連携して様々な放送コンテンツをAI超解像処理で高画質化する「クラウドAI高画質テクノロジー」を搭載。詳細ジャンルやコンテンツ事の画質特性をクラウド上で細分化、クラウドから最適な映像調整データをレグザにインプットすることで、リアルな高画質を実現する。

レグザエンジン Cloud

YouTubeやNetflix、Amazon Prime Videoなど、レグザで視聴できる動画配信サービスの高画質化する「ネット動画ビューティ」を搭載。配信サービスごとに異なる画質特性やフレームレート、圧縮方式、解像度に合わせて表示映像を最適化。コントラストや色階調、精細感を上げ、低フレームレートコンテンツも滑らかに再生する。

フロント部分に色温度センサーを搭載することで、視聴環境の明るさ・色温度の違いをリアルタイムに検出し、最適な画質に自動調整する「おまかせAIピクチャー」を搭載。。映画やスポーツなど、視聴しているコンテンツの種類も自動判別するため、いつでも高画質が楽しめるという。

ほかにも、ブロックごとに映像の種類を検知し、絵柄に応じた最適な復元処理を実施することでノイズを抑えながら4K放送本来の美しさを再現する「4KビューティX」を搭載。合わせて、動き追従ノイズパターン抽出型3次元NRにより動きボケを大幅に抑制しつつ、地デジノイズクリア、地デジ精細感復元といった高画質化処理を複合的に行なうことで地デジの高画質化を実現する「地デジビューティX」も装備。

サポートするHDR方式は、HDR10と4K放送に使われるHLG。緻密なコントラスト制御でリアルな立体感と色彩を再現する「HDRオプティマイザー」や、明るいシーンでの肌色飽和を高精度に検出し、自然な階調と質感を立体的に表現する「美肌リアライザー」も搭載する。

レグザパワーオーディオシステム

スピーカーシステムは「レグザパワーオーディオシステム」。バスレフ型フルレンジスピーカーとレグザサウンドVIRにより、低音から高音までバランスの良い迫力あるサウンドを実現したという。

搭載チューナーは、地上/BS/110度CS×3、BS/CS 4K×2。別売のUSB HDDへ録画でき、地上/BS/CSは2番組同時録画、4Kは裏番組録画ができる。

利用できる映像配信サービスは、Amazon Prime Video、Netflix、YouTube、AbemaTV、Hulu、dTV、U-NEXT、DAZN、TSUTAYA TV、DMM.com、スカパー! オンデマンド、ひかりTV 4K、クランクイン! ビデオ、アクトビラ ビデオ・フル。リモコンのダイレクトボタンはNetflix、YouTube、AbemaTV、Hulu、Amazon Prime Video、U-NEXTの6つ。

M540Xシリーズのリモコン

入出力端子は、HDMI入力は4系統。4K/60p 12bit信号のほか、PCゲームの2,560×1,440/60p入力に対応。その他のインターフェイスは、コンポジット映像・LRアナログ音声入力が各1系統。光デジタル音声出力、ヘッドフォン出力を各1系統用意する。USB端子は2系統。