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Polk Audio、無線ウーファーでChromecast対応のサウンドバー「Signa S3」。約3万円
2020年6月10日 12:00
ディーアンドエムホールディングスは、米Polk Audio製品の日本国内での取り扱いを開始。第1弾製品として、Chromecast built-inとBluetooth対応で、ワイヤレスサブウーファーが付属するサウンドバー「Signa S3」を6月中旬に発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は31,900円前後(税込)。
Polk Audioは、1972年に米メリーランド州のボルチモアで創業されたスピーカー専業ブランド。創業者であるマシュー・ポーク氏が、ジョンズ・ホプキンス大学在学中に出会った仲間たちと共に、「より多くの人々にリーズナブルながら最高のスピーカーを提供する」というビジョンを実現するために設立。1974年に発売された「Monitor 7」が最初のヒットモデルとなった。以来約半世紀に渡り、スピーカーを手掛け、グローバルなオーディオブランドに成長。北米スピーカー市場でトップシェアを誇っており、Sound Unitedグループの保有するスピーカー専業ブランドとなっている。
「Signa S3」は、スリムなサウンドバーとワイヤレスサブウーハーで構成。サウンドバーには専用のドライバーを搭載しており、「部屋いっぱいに広がる圧倒的なシアターサウンド」を実現したという。ユニットは、32×112mmのフルレンジを2基、25mmのツイーター×2基を搭載する。
サブウーファーには、134mm径のユニットを採用。電源に接続すると自動でサウンドバーとペアリングされるワイヤレスサブウーファーとなっている。
Bluetooth受信に対応し、スマートフォンなどから手軽に音楽を再生可能。Chromecast built-in対応で、YouTube Music、Amazon Music、Apple Music、Spotifyなどの音楽ストリーミングサービスも手軽に楽しめる。なお、再生は96kHz/24bitまでの対応となる。
入力端子はHDMI、光デジタル、ステレオミニのアナログを各1系統搭載。HDMIはARCに対応しており、テレビとの接続は付属のHDMIケーブル1本だけで完了。HDMI CEC対応のテレビであれば、テレビのリモコンでサウンドバーの音量調整もできる。
デコードはドルビーデジタル、AAC、リニアPCM(ステレオ)をサポートする。
Polk Audioの特許取得・独自技術の「Voice Adjust」機能を搭載。ボーカルやトーク、ニュースの音声を、クリアに再生できるという。効果は3段階から選択できる。
さらに、ムービーモード、ミュージックモードも搭載。映画と音楽、それぞれに最適化されたプリセットEQ設定をワンボタンで呼び出せる。ナイトモードでは、音量のダイナミックレンジを抑えて、夜間などの小音量再生時でも音声を聴きやすくする。
全体の再生周波数帯域は45Hz~20kHz。外形寸法と重量は、サウンドバーが900×84×55mm(幅×奥行き×高さ)で、1.8kg。サブウーファーは171×312×342mm(同)で、5.2kg。消費電力は、サウンドバーが40W、ウーファーが40W。