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アストロデザイン、37,000ルーメンの業務用レーザ8Kプロジェクタ
2020年6月29日 18:00
アストロデザインは、37,000ルーメンの高輝度を実現した業務用8Kプロジェクター「INSIGHT Laser 37000 8K」を発売開始した。価格はオープンプライス。
アストロデザインと、台湾Delta Electronics、同社グループ傘下の英Digital Projection社の3社による共同プロジェクトで開発された、世界初の8K DLPプロジェクター「INSIGHT Laser 8K」('18年10月発売)に続く、第2世代モデル。長寿命と容易なオペレーション性能を継承しつつ、25,000ルーメンから37,000ルーメンへと、大幅な輝度向上を実現した。
解像度は8K/7,680×4,320ドット。表示デバイスは、1.38型のDarkChip DMDチップを3枚使用。高速画像処理による階調表現とコントラストを向上した。
従来の青色レーザーに赤色レーザーを追加した光源システムを採用。色再現性が向上することで、より再現性が求められるシーンに、現実に近い映像投写を実現。20,000時間以上の安定稼働も確保したという。
HDR規格は、HDR10とHLGをサポート。4つの設定から、色調整方法が選択可能。7軸カラー補正、色温度、ゲイン/リフトなどのカラープリセットも搭載した。
筐体は水冷却システムを採用。入出力インターフェイスは、HDMI×4、DisplayPort×2、12G-SDI×8、3G-SDI×16。外形寸法は750×1,130×493mm(幅×奥行き×高さ)。重量は132kg(暫定)。