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令和仮面ライダー第2作は「仮面ライダーセイバー」。聖剣を抜刀して変身!

新番組「仮面ライダーセイバー」
(C)2020 石森プロ・テレビ朝日・ADK EM・東映

令和仮面ライダー第2作が始動。新番組「仮面ライダーセイバー」が、9月6日の午前9時から、テレビ朝日系にて放送される。

【新番組 PR】仮面ライダーセイバー 9月6日(日)放送スタート

“令和”という新しい時代とともにスタートした「仮面ライダーゼロワン」は人工知能=“AI”と仕事をテーマに、人工知能搭載人型ロボ“ヒューマギア”と人類の共存をめぐる近未来の戦いを描いた。

令和仮面ライダー2作目として降臨するのは、“聖なる刃”と書いて“セイバー”。「“剣”を振るって閉塞感の支配する世界を救う、“救世主”が誕生する」という。

作品では、突然、街の一部がぽっかりと消え、それが“異世界”に出現するという現象が頻発。いったい何が起きたのか…!? 元に戻る方法はあるのか…!? 混乱し、打ちひしがれる人々の前に現れるのが、仮面ライダーセイバー。聖剣を振るい、人々を元の世界、つまり日常へと引き戻す姿は、まさに“救世主”そのもの。「こんな時代だからこそ求められるヒーロー。聖なる刃を振るう仮面ライダーたちが世界を救う姿は、閉塞感に支配された人々を勇気づけていく」という。

「仮面ライダーセイバー」キャスト陣
(C)2020 石森プロ・テレビ朝日・ADK EM・東映

次元を超えて異世界=“本の世界”で戦う、初のライダー

歴代の仮面ライダーは、現実社会を舞台に、人類の自由と平和を守るために戦ってきたが、新作では次元を超え、現実世界から異世界に飛び込んでバトルを展開。

現実世界から突如消失した街の一部は、“ワンダーワールド”という広大な異空間に出現。そこはまるで、本のページをめくるように展開していく不思議な世界で、果てしない自然が広がり、空想上の生き物が飛び交い、凶暴な怪人たちが容赦なく襲いかかって来る。

ワンダーワールドに飛び込んだ仮面ライダーは怪人を倒し、人々を元の世界に戻すべく戦う。

「仮面ライダーセイバー」
(C)2020 石森プロ・テレビ朝日・ADK EM・東映

作品では、そんな“本の中の世界”を最先端の映像技術を駆使して表現。「これまで誰も見たことがない幻想的な空間をバックに、変身シーンやアクションシーンが展開していく」という。

主人公・神山飛羽真(かみやま・とうま)は小説家で、本に対して人一倍強い思いを抱いている。謎の消失現象は現実の世界だけでなく、“本の世界”であるワンダーワールドの滅亡にもつながりかねないと知った飛羽真は、この世界はもちろんのこと、ワンダーワールドをも救うべく困難に立ち向かっていく。決めゼリフは、「物語の結末は俺が決める!」。演じるのは内藤秀一郎。

主人公・神山飛羽真を演じるのは内藤秀一郎
(C)2020 石森プロ・テレビ朝日・ADK EM・東映

「仮面ライダーセイバー」には、“友情”と“約束”をテーマに幼なじみ3人の数奇な運命を描く大河ロマンという一面も。飛羽真の夢にたびたび現れる、謎の少女。その少女はいったい誰なのか…!?  飛羽真が大切なことを思い出したとき、新たな物語がはじまりを告げる。

三種の神器のひとつである“天叢雲剣”や、アーサー王伝説のエクスカリバーなど、世界には剣にまつわる伝説が多数存在する。新作にも多くの“聖剣”が登場。それぞれが特殊な能力を秘めた剣であり、持ち主を選び、持ち主の心に呼応。それぞれの聖剣に対応する、複数の仮面ライダーが出現する。

そして、主人公達は、剣を“抜刀”することで仮面ライダーに変身。聖剣の使い手である仮面ライダーは、日本の抜刀術やフェンシングのような西洋剣術、中国武術など、世界のさまざまな“剣技”を駆使して戦う。

なお、主題歌とエンディングテーマは東京スカパラダイスオーケストラが担当。主題歌にはゲストボーカルが参加しているが、タイトルとゲストボーカルが誰なのかは後日発表される。

主題歌とエンディングテーマは東京スカパラダイスオーケストラが担当
(C)2020 石森プロ・テレビ朝日・ADK EM・東映

あらすじ

はるか昔より、森羅万象を司ってきた1冊の書物があった。その書物には神話、物語、生物、化学技術の源などありとあらゆるものが刻まれ、そこに記された知識と力によって人類は進化し、文明は発展してきたのだった。本は“聖剣”と“選ばれし剣士”によって守られ、世界の均衡は保たれていた。

だが数千年前、その書物を奪おうとする輩が現れ、本は世界に散らばって消失。その戦いはひそかに続いていた……。

時は流れて、現代――。小説家・神山飛羽真(内藤秀一郎)は、いつもの夢を見ていた。その夢とは、異空間の中、剣士が本の魔物と壮絶な戦いを繰り広げ、“謎の少女”が助けを求める……という内容で、昔から大切に持っている“飛び出す絵本”を読んだときに、必ず見るものだった。

その夢を見るたび、飛羽真は「なにか大切なことを忘れている」という感覚にとらわれるのだが、いったいそれが何なのか、少女が何者なのかさっぱりわからず、気持ちを切り替えていつもの生活をはじめる。そのときは、夢想だにしなかった。日常がこんなにもあっさりと崩れていくなんて……。

それは前触れもなく起きた。なんと突如、街の一部が消失するという不思議な現象が発生したのだ。ぽっかりと大きく空いた穴、そして目の前から大事な家族や恋人が消えてしまった人々は大混乱に陥る。

一方、消失した街の一部は不思議な世界に現れていた。「ここはどこだ?」「いったい何が起きた?」「どうやったら帰れるの?」と騒然とする人々。そこには人々と同様、この現象に突然巻き込まれた飛羽真や担当編集者の須藤芽依(川津明日香)もいた。驚いたことに、現れた空間は飛羽真がよく見る夢と酷似しており、さらに夢と同様、謎の魔物が襲来し街を破壊しはじめた。

「オレは絶対に街を元の世界に戻す!」――。飛羽真のその思いに呼応するかのように、突然、炎の剣が出現する。その剣を手にした瞬間、ドラゴンの力を身に纏い、飛羽真は炎の剣士となって――。