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ボンド、公開へ向け再始動。「007/ノー・タイム・トゥ・ダイ」新ポスター

映画「007/ノー・タイム・トゥ・ダイ」の新ポスター

11月20日より全国公開される、007シリーズの最新作「007/ノー・タイム・トゥ・ダイ」。公開延期の発表から約半年となった2日、最新ポスターが全世界で公開された。配給は東宝東和。

前作「007 スペクター」から5年の時を経て製作された、シリーズの第25作目。今年 4月の全世界公開を予定していたが、MGMとユニバーサル、ならびに本作のプロデューサーであるマイケル・G・ウィルソンとバーバラ・ブロッコリにより全世界の映画興行における状況を検証した結果、全世界の公開を延期していた。コロナ渦で大打撃を被った全世界の映画、およびエンターテインメント業界において、本作は劇場に帰ってくる大型フランチャイズ作品の最初の作品になるという。

新たに公開された新ポスターは、ジェームズ・ボンド役のダニエル・クレイグがトレードマークとなるタキシードを着用して銃を携えたもの。右下には大きく最新作のロゴが入っている。

主演は、シリーズ21作目「007/カジノ・ロワイヤル」からジェームズ・ボンドを演じてきたダニエル・クレイグ。ジェームズ・ボンド役は、本作が最後となる。

シリーズ最凶の悪役を演じる実力派俳優ラミ・マレックほか、レア・セドゥ、ラシャーナ・リンチ、ベン・ウィショー、ナオミ・ハリス、ジェフリー・ライト、レイフ・ファインズら豪華キャストが出演する。

監督は、「ビースト・オブ・ノー・ネーション」、TVシリーズ「トゥルー・ディテクティブ」のキャリー・ジョージ・フクナガ。主題歌は、本年度のグラミー賞で史上最年少18 歳で主要4部門受賞、5冠の快挙を達成したビリー・アイリッシュ。

シリーズ1作目「007/ドクター・ノオ」の舞台であり、原作者イアン・フレミングも居住した美しいジャマイカをはじめ、世界各国での壮大なロケ撮影(一部IMAXフイルムカメラを使用)やダニエル版ジェームズ・ボンドに欠かせない身体を張った大迫力のアクションなども見逃せない作品となっている。

『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』予告A

あらすじ

ボンドは現役を退きジャマイカで穏やかな生活を満喫していた。

しかし、CIA出身の旧友フェリックス・ライターが助けを求めてきたことで平穏な生活は突如終わってしまう。

誘拐された科学者を救出するという任務は、想像を遥かに超えた危険なものとなり、やがて、凶悪な最新技術を備えた謎の黒幕を追うことになる。