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デジタル入力搭載で“ハブ機能”強化、Genelecサブウーファー
2020年9月22日 08:00
ジェネレックジャパンは、ホーム・オーディオ向けのアクティブ・サブウーファーの「F One」、「F Two」を発売する。いずれも価格はオープンプライス、市場想定価格はF Oneが110,000円前後、F Twoが220,000円前後。18日より受注を受け付け、10月から順次出荷。
旧Fシリーズから、光デジタルと同軸デジタル入力を搭載しホームオーディオシステムの“ハブ”としての機能を高めたという。テレビとサブウーファーをデジタル接続し、RCAでジェネレックのアクティブスピーカーと接続し、2.1chシステムが構築できる。
デジタル入力は最大96kHz/24bitに対応しており、各動画ストリーミングサービスや、デジタル音声出力を持つCDプレーヤーやDAコンバーターなどの音声を「正確かつ迫力ある低域と共に、世界中のプロフェッショナル/クリエイターに評価される高音質」で楽しめるという。
F Oneは165mm径ドライバーと、出力40WのクラスDアンプを搭載するモデル。SPLは100dB、再生周波数帯域は35Hz~85Hz(−6dB)。入力端子は光デジタルと同軸デジタル、3.5mmステレオミニを各1系統、RCA(L/Rペア、LFE)を3系統搭載する。出力はRCA2系統。
F Twoは205mm径ドライバーと、出力150WのクラスDアンプを搭載するモデル。SPLは103dB、再生周波数帯域は27Hz~85Hz(−6dB)。入力端子はF Oneと同様だが、出力端子はXLR(L/R)が2系統、RCA(L/R、LFF LINK)が3系統で、2台以上のF Twoをデイジーチェーン接続して使用できる。
またサブウーファーの設置場所にあわせて、位相のコントロールも可能。メインスピーカーとサブウーファーの位相差異を最小限に抑えることで、より高い品質のオーディオ再生ができるとのこと。
LFE入力も新たに備えるため、マルチチャンネルのライン出力に対応したAVアンプと組み合わせることもできる。AVアンプとアナログ接続した際に、Fシリーズのボリューム設定をバイパスさせる「HTモード」も搭載。
再生が終了して一定時間が経過すると自動的にスタンバイ・モードへ移行する「ISS(Intelligent Signal Sensing)」機能や、テレビリモコンのボタン機能を学習させるマッチング機能も装備された。付属のRFリモコンでは音量の調節、デジタル/アナログ間の入力切替操作などを行なえる。
本体は、フィンランドの世界的インダストリアル・デザイナー、ハッリ・コスキネン氏による丸みを帯びたデザイン。カラーはブラックとホワイトの2色が用意され、さまざまなインテリアにマッチするという。
外形寸法と重さは、F Oneが305×305×251mm(幅×奥行き×高さ)で5.6kg。F Twoが362×362×300mm(幅×奥行き×高さ)で8.5kg。