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JBL、2,880円の“ゲーミングイヤホン”「Quantum 50」
2020年10月21日 13:05
ハーマンインターナショナルは、JBLブランドのゲーミング用製品「JBL Quantum」シリーズの新製品として、有線接続の“ゲーミングイヤホン”「JBL Quantum 50」を11月13日に発売する。価格はオープンプライス、直販サイトでの価格は2,880円。
JBL Quantumシリーズは、これまで100/400/800/ONEと、4種のヘッドセットを発売しているが、新たに発売されるのはイヤフォン。「ヘッドセットの耳や顔周りへの圧迫感が苦手な方でも手軽にお使いいただける」としており、スマートフォンやタブレットを使ったゲームとの組み合わせも想定している。
ゲーム内のかすかな足音から爆発による轟音までリアルに再現するという、ゲーミング用音響技術「JBL Quantum SOUND シグネチャ」を活用した、8.6mm径ダイナミックドライバーを搭載。「迫力のある低音をご体感いただきつつも、プレー中に重要となる些細な音も漏らさず再現。より高い没入感を実感できる」とする。
ケーブルの途中には、マイクとは別にインラインコントローラーを装備。音声マイクをミュートにする際に必要なマイクオン/ミュートスライダーを装備するほか、音量調整のスライダーも備えているため、ボリューム調整もデバイス側を操作することなく、このコントローラーのみで可能。
ボイスチャットでクリアに通話するため、ボイスフォーカスマイクを採用。インラインコントローラーより口元に近い箇所に設置しており、音声チャット相手に自分の声が届かないわずらわしさを軽減するという。
インラインコントローラーにはマルチファンクションボタンも搭載。モバイルゲーム中にかかってきた電話に出ることも可能。音楽リスニング中のトラックコントロールにも、このボタンが使用可能。
人間工学に基づいたイヤーピースとエンハンサー、さらにスポーツイヤフォンのノウハウを活かし、JBLが特許を取得したツイストロック構造を採用。耳から抜け落ちにくくフィット感を与えるソフトシリコン素材のイヤーチップと、装着してからひねって(ツイスト)最適な位置に調整する(ロック)構造により、長時間の着用でも快適な装着感を得られ、プレーにも集中できるという。
再生周波数帯域は20Hz~20kHz。インピーダンスは16Ω。重量は約21.5g。入力端子はステレオミニ。
「FAV gaming」とスポンサーシップ契約締結
「JBL Quantum」シリーズに関連した取り組みとして、ハーマンインターナショナルが、プロゲーミングチーム「FAV gaming」(ファブゲーミング)とのスポンサーシップ契約を締結した事も発表された。
FAV gamingは、2018年4月に発足。現在「格闘ゲーム部門」、「クラッシュ・ロワイヤル部門」、「レインボーシックス シージ部門」、「VALORANT部門」、「Apex Legends部門」、「ストリーマー部門」の6部門で構成。国内海外問わず様々な大会に参戦し、優秀な成績を残している。
そのFAV gamingを、JBLがオフィシャルスポンサーとしてサポート。「ゲームプレイ中における“音”は重要な要素であり、サウンド環境次第で試合の勝敗が大きく左右されることもある。JBLの創立以来、70年以上に渡る研究成果の結晶とも言えるJBL Quantumシリーズの活用によって、音響面からFAV gaming所属選手のプレイ環境を向上させ、より精度の高いパフォーマンスの実現をサポートする」という。
また、Web上にタイアップページを今後オープンする予定。選手へのインタビュー動画や、ヘッドフォン設定の解説動画、コラボ企画なども予定しているという。
スポンサーシップ締結を記念して、JBL Quantum公式Twitterアカウント(@JBLQuantumJP)と、FAV公式Twitterアカウント(@fav_gaming)の両アカウントをフォローすると、シリーズのヘッドセットが抽選でプレゼントされるキャンペーンも、10月21日~10月28日23時59分まで実施する。詳細は各Twitterアカウントを参照のこと。