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JBLのゲーミングヘッドセットに9,880円の中核モデル「Quantum 400」

Quantum 400

ハーマンインターナショナルは、JBLブランドよりゲーミング用ヘッドセット「Quantum 400/100」の2機種を6月26日より発売。16日より予約受付を開始する。価格はオープンプライスで、直販価格はQuantum 400が9,880円、Quantum 100が3,880円。

Quantumは、独自のゲーミング用音響技術「QuantumSOUND」やサラウンド音響「QuantumSURROUND」などを搭載したJBLブランド初のゲーミングヘッドセットシリーズで、5月にフラグシップモデルの「Quantum ONE/800」を発売。Quantum 400/100は、米国などでは発売済みの中核モデルで、今回、日本正式発売となる。

フラグシップモデルを踏襲したQuantum 400

Quantum 400はフラグシップモデルQuantum ONEを踏襲。ドライバーは大口径50mmダイナミック型を搭載し、高精細なディテールの描写とキレのある重低音再生の両立するほか、QuantumSOUNDにより、ゲーム内のかすかな足音から爆発による轟音までリアルに再現。QuantumSURROUNDでは、頭内音場がヨコ方向だけでなくタテ方向にも広がり、広大で立体的なサウンドを実現するとしている。

Quantum 400

Quantumシリーズのために新開発されたヘッドセットの各種設定が可能なPC専用ソフトウェア「QuantumENGINE」にも対応。本体の各種設定や、QuantumSURROUNDのオン/オフ、DTSモードの選択をはじめ、EQプリセットの選択、RGBライティングのカスタイズ、マイク感度調整、ユーザーアカウントの編集などの設定ができる。また、頭部サイズなどを登録することで、QuantumSURROUNDにてより正確なサウンドを再現できるという。さらに、DTS headphone:X ver.2にも対応する。

QuantumENGINE

重量274gの軽量デザインで、イヤーパッドにはPU素材のメモリーフォームクッションを採用しているため、長時間の使用でも疲れにくく、ゲームへ集中できるとしている。

ノイズ軽減機能を搭載した高性能マイクを装備。明瞭度の高い音声でプレーヤー同士がスムーズにコミュニケーションをとれるという。また、ブームマイクはフリップアップ構造を採用し、上に押し上げることでミュートできるほか、先端にミュートインジゲーターを装備することもできる。

左側ハウジングには音量調整ダイヤルと独立してDiscord認定のゲームチャットダイヤルを搭載。SkypeやTeamSpeakなどにも対応している。音声ミュート/解除ボタンは長押しすることで本体LEDのON/OFF設定にも使用できる。

接続はUSB-Cと3.5mmステレオミニに対応。周波数特性は20Hz〜20kHz。インピーダンスは32Ω。出力音圧レベルは98dB/mW。USB-Cケーブル(3m)、3.5mmケーブル(1.2m)などが付属する。

さまざまなシーンで使えるベーシックモデルQuantum 100

Quantum 100は、QuantumSOUNDのみ対応。ドライバーは40mm径ダイナミック型を採用し、ベーシックモデルながら迫力のあるJBLサウンドを実現しているという。

Quantum 100

イヤーパッドにはメモリーフォームクッションを採用。重量220gの軽量デザインと合わせて、長時間使用でも疲れにくく、集中してゲームが楽しめる。

チャットボイスをクリアにする高性能全指向性マイクを搭載。ブームマイク部は着脱可能で、音声チャットをしないゲームや、ゲーム以外の用途で使う際にはマイクを外して通常のヘッドフォンとして使用できる。

接続は3.5mmステレオミニでケーブル長は1.2m。周波数特性は20Hz〜20kHz。インピーダンスは32Ω。出力音圧レベルは96dB/mW。ブームマイクなどが付属する。