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アイリスオーヤマ、AIで画音自動調整の4Kテレビ。43型/94,800円から

AIオート機能4Kチューナー内蔵液晶テレビ

アイリスオーヤマは、AI機能を搭載し、番組に合わせて最適な画質と音質に自動調整するAIオート機能搭載4K液晶テレビを11月25日より発売する。43型から75型まで、全5サイズをラインナップ。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は43型が94,800円から。

AIオート機能4Kチューナー内蔵液晶テレビ
・75型「75XUC35」 328,000円 11月25日発売(以下同)
・65型「65XUC38VC」 178,000円
・55型「55XUC38VC」 129,800円
・50型「50XUC38VC」 99,800円
・43型「43XUC38VC」 94,800円

新製品では、リモコンに2つのボタンを新設し、ダイレクトに画音を調整できるのが最大の特徴。

AIオート機能は、同社初というAI機能を搭載し、番組ジャンルに応じて画質・音質を自動調整するもの。リモコンの「AIオート」ボタンにより、スポーツやニュース、映画など、視聴中の番組のジャンルを自動で認識。番組に合わせてAI技術を用いて設定した最適な画質と音質に調整するため、従来のようにリモコンで設定を切り換える必要がなく、コンテンツの特長を最大限活かした映像を手軽に楽しめる。

AIオートとはっきりボタンを搭載
AIオート機能OFF時(写真左)と、AIオート機能ON時の比較(イメージ)

具体的には、音楽番組では音楽がダイナミックに聞こえるよう、スポーツ番組では選手の表情や動きがはっきり分かるように自動調整。ユーザーが見やすいようにAI技術で導き出した画質と音質への自動調整を行なうという。

見やすい画質と聞き取りやすい音質に調整する「はっきり」ボタンも搭載。視聴環境などによって起こる、映像の見えにくさや声など音声の聞き取りにくさを解消するための機能で、明るくはっきりしたコントラストと色の表現で人の表情やシーンを分かりやすく再現。ニュースやドラマなどのセリフやコメントを明瞭に聞き取りやすく、視聴環境に左右されずテレビ視聴を楽しめるようになっている。

表示パネルは、いずれも4K/3,840×2,160ドットの液晶方式で、直下型LEDバックライトを採用する。HDR規格はHDR10とHLGをサポートする。

独自の音声操作リモコンも付属。高性能の音声認識回路とマイクを内蔵したリモコンで、聞き取った指示内容を赤外線コードに変換した信号としてテレビに送り、操作。スマートスピーカー使用時と比較して、音声認識から操作までの応答が速く、簡単に操作できるのが特徴。音声操作により、買い物帰りや乳幼児連れで両手が塞がっているときや、リモコンが見当たらないときのような様々な利用環境に対応できる。

音声操作モードを起動するウェイクアップワードの「ねえ、るか」または「るか、てれび」に続き、予め設定された28種類の操作ワードを音声操作リモコンに向かって発話するだけで、電源のオン・オフやチャンネル変更、音量の調整などを手軽に操作できる。また音声操作モード中は連続して操作も行なえる。

料理中や手が離せないときの操作に便利な、音声操作リモコンを同梱

BS4K/110度CS4Kチューナー×2、地上/BS/110度CSデジタルチューナー×3を搭載。別売のUSB HDDを接続すれば、4K放送は裏番組、2K放送は2番組同時録画が可能。

HDMI入力は3系統で、HDMI2がARCに対応する。音声出力端子は、光デジタルと3.5mmステレオミニジャックを装備。ほか、LAN端子、録画用USB端子を用意する。音声出力は10W×2。消費電力・年間消費電力は、75型が230W・264kWh/年、65型が200W・255kWh/年、55型が145W・202kWh/年、50型が125W・186kWh/年、43型が85W・125kWh/年。

外形寸法/重量は、75型が1,673×370×1,042mm(幅×奥行き×高さ)/29kg、65型が1,460×268×903mm(同)/20kg、55型が1,242×267×783mm(同)/14.7kg、50型が1,123×268×712mm(同)/11.1kg、43型が969×211×618mm(同)/8kg。