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ソニー、強力手ブレ補正処理もできるアプリ「Catalyst Browse」無償提供

「Catalyst Browse」
公式ホームページより

ソニーは、同社製カメラで撮影したXAVC S、XAVC HSクリップのプレビューやメタデータの確認・編集などができるPC用アプリケーション「Catalyst Browse Version 2020.1」の無償提供を開始した。あわせて、簡単なタイムライン編集などが行なえる「Catalyst Prepare Version 2020.1」も有償で提供する。利用料は149.95ドル/年、もしくは14.95ドル/月。

どちらも、今回のアップデートでXAVC S (AVC)/XAVC HS (HEVC)メディアをサポート。撮影時の手ブレ補正メタデータを利用した高速・高精度な手ブレ補正機能を、フルサイズミラーレスの「α7S III」や「α7C」、1型CMOSセンサーの超小型カメラ「RX0 II」、コンパクトデジタルカメラ「RX100 VII」、「Vlogcam ZV-1」で利用できるようになった。

フラグメタデータがクリップにある場合、「OK」、「NG(no good)」、「KEEP」インジケータを参照モードに表示する機能や、クリップ サムネイルおよびプレビューにおいてクリップ回転メタデータのサポート、48kHz/24bit、4チャンネルオーディオのXAVC Sクリップの読み込みとプレビューのサポートなども行なわれている。

有償の「Catalyst Prepare Version 2020.1」については、「SR Liveメタデータの使用」と「SR Liveの手動設定」がアプリケーション設定に追加された。SR Live設定をクリップメタデータから読み込むか、手動で調整することで、標準およびハイダイナミックレンジのコンテンツを相互変換できる。

そのほかのアップデート内容については、公式サイトのリリースノートで確認できる。アプリの対象OSは、Windows 10およびmac OS 10.13/10.14/10.15。