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ラディウス、FLW構造ドライバー搭載ハイレゾイヤフォン
2020年12月4日 17:30
ラディウスは、有線タイプのハイレゾ対応イヤフォン「HP-NX10」を12月に販売開始する。イヤフォンには、FLW構造ドライバーや多機能リモコンを搭載。カラーはブラック・レッドの2色展開。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は3,800円前後。
FLW構造ドライバーの搭載で、従来のダイナミックドライバーのようにボイスコイルのリード線を振動板に接着させず、ドライバーユニット中心の空洞から引き出し背面のPCBに接続。結果、振動板に余分な負荷を与えることなくドライバーを駆動させ、負荷によるローリングの発生を低減、特に振幅の大きな低音域のTHDを改善することで音全体の濁りを解消したという。また、雑味がなく過渡特性に優れ、はっきりとした音像と定位を実現したという。全体的にフラットな傾向ながらも深みのある低音と澄みわたる高音が特徴としている。
小型リモコン搭載で、楽曲の再生/停止、曲送り/曲戻し、音量操作、着信時の受話/終話/着信拒否といった操作が行なえるほか、マイク搭載による、ハンズフリー通話やSiriなどの音声アシスタント操作も可能。
同社は、ハイレゾ音源がスマホで再生できるアプリ「NePLAYER」「NePLAYER Lite」を販売しており、「NePLAYER」は最大32bit/384kHzのハイレゾ再生やストリーミング再生が可能。
イヤーピースの装着位置は2段階調節でき、自分の耳にフィットさせ、低音再生能力を高めるという。また、イヤーピースがディープマウント型のため、耳のより奥でフィットし、安定した装着感と豊かな低音再生を実現するという。
再生周波数帯域は10Hz~45kHz。出力音圧レベルは107.2±3dB。インピーダンス18Ω。ケーブル長は約120cm(Y型)。イヤーピース(XS/S/M/L)などが付属する。