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ソニー、リモートでα7Cなどのカメラを操作するための開発キット

ソニーは、リモートからソニー製デジタルカメラの操作・設定変更が可能なカメラソフトウェアの開発キット「Camera Remote SDK」を9日より無償公開した。バージョンは1.03。対応OSは、macOS 10.14-10.15、Windows Windows8.1/10(64bit)、Linux 64/32bit。

Camera Remote SDK(Software Development Kit)は、ソフトウエア開発者自身がソニーのカメラを使ったソリューションやアプリケーションを開発する環境を提供する開発キット。これを利用することで、リモートからカメラ設定の変更やシャッターレリーズ、フレーミングやフォーカスなどのライブビューモニタリングといった操作ができるソフトウェアの開発が可能。ユーザーが構築したシステムにソニー製カメラを組み込み、各種コンテンツ制作やEコマース等の用途に合わせて活用できるという。

対応機種は、フルサイズミラーレス「α9 II」(ILCE-9M2)、「α7R IV」(ILCE-7RM4)、「α7S III」(ILCE-7SM3)、「α7C」(ILCE-7C)だが、今後さらに対応機種を拡大する予定。

なお2013年から提供開始した、ソニー製カメラをスマートフォンなどのデバイスからワイヤレス操作するアプリケーション開発用「Camera Remote API」は今後、「Camera Remote SDK」の提供開始をもってサポートを終了する予定という。

ダウンロード等の詳細は、ホームページを参照のこと。