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“スピーカーの聴こえ方”を再現するArtioイヤフォン。約5,400円

CR-S1

TTRは、Artioブランドの新製品として、スピーカー鑑賞時の立体感を仮想的に再現するというカナル型イヤフォン「CR-S1」を19日より発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は5,400円前後。

「CR-S1」は、'19年7月にクラウドファンディングを実施したイヤフォン「CR-V1」「CR-M1」に次ぐ新モデル。CRシリーズの特徴であるスピーカー鑑賞時のような音響の立体感や、 共振の抑制を継承。加えて、前機種よりも装着性の向上や軽量化を図りながら、低価格化を実現している。

イヤフォンでの鑑賞時に発生する頭内定位を軽減し、スピーカー鑑賞時のような立体感のある音響を仮想的に再現する特許技術「WARP(Wide Area ReProduction)システム」を搭載。従来のイヤフォンでは表現しきれなかった空気感や音の位置関係を立体的に再生するという。

「WARPシステム」と、6kHzの音域でダイヤフラム裏の空気の動きを制限する「SkIS」を小型軽量化。構造の大幅な見直しを行ない、軽量で耳にフィットしやすい新筐体を採用。CRシリーズの立体的な音響表現をそのままに、より手軽かつ快適な装着感を目指した。

最適化した2つの特許技術を組み合わせた音響調整により、低域から高域まで全てのレンジをバランスよく再生。頭内定位を原因とした音の重なりによる閉塞感を軽減することで、音の位置関係を明確化し、1つ1つの音をダイレクトに表現。音楽のほか、動画やゲーム、アンビエント(環境音楽)やASMRなど、あらゆるジャンルの魅力を最大限に引き出し、より深い没入体験を楽しめるとする。

10mm径のダイナミック型ドライバーで、音圧レベルは107dB SPL/mW。再生周波数帯域は20Hz~20kHz。最大入力は200mWで、インピーダンスは32Ω。

3.5mmステレオプラグで、ケーブル長は約1.2m。ケーブルを含む重量は約14.6g。final Eタイプのイヤーピースを付属する。