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イヤフォンで“スピーカーの音を再現”、Artio「CR-V1」と「CR-M1」一般販売

Artio(アルティオ)は、「スピーカーの音の聴こえ方を仮想的に再現した」というイヤフォン「CR-V1」と「CR-M1」を11月22日に発売する。7月~8月にクラウドファンディングのGREEN FUNDING by T-SITEで支援を集めていた製品を一般販売するもので、価格はオープンプライス。店頭予想価格はCR-V1が39,930円前後(税込)、CR-M1が14,850円前後(税込)。

シリーズ最上位の「CR-V1」

GREEN FUNDING by T-SITEでは、期間中に2,700万円以上の支援が集まり、11月22日よりe☆イヤホン各店舗で一般販売開始が決定。e☆イヤホン以外では12月9日より予約を開始する。

CR-V1/CR-M1専用ケーブル3モデルも発売。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は銀メッキ線採用の「V1-CB300」が3,520円前後(税込)、CR-V1付属ケーブル「V1-CB200」が2,530円前後(税込)、CR-M1付属ケーブル「M1-CB100」が2,090円前後(税込)。

さらに、ヘッドフォンの定額制レンタルサービスを展開しているONZOでも、CR-V1/CR-M1のレンタルが11月22日より開始される。

アルミ筐体で軽量な「CR-M1」

CR-V1とCR-M1は、“スピーカー再生の音を仮想的に再現する”という「WARP(Wide Area ReProduction System)」システムを搭載。帯域・レベル・位相などを調整したLチャンネルとRチャンネルの信号を、それぞれ反対側のチャンネルに混ぜ合わせて再生。音の距離や位置を判断するための情報を追加することで、音の広がりを感じさせるという。

WARP技術の図解

さらに、特許技術「SkIS」も搭載。カナル型(耳栓型)特有の問題とされる、耳の穴が塞がるために特定音域が共鳴し、耳障りな音が発生する現象を抑制するという。

CRシリーズのフラッグシップモデル「CR-V1」は、フロントにチタン合金、ボディに軽量なアルミ合金を採用。ドライバーユニットは10mmのダイナミック型。出力音圧レベルは105dBSPL/mW。周波数特性は20Hz~20kHz。

ケーブル着脱が可能で、OFC線と銀メッキ線の2種類を同梱。プラグはステレオミニL型(2.5mmプラグ着脱式)。TYPE Eイヤーピース(SS/S/L/LL)やイヤーフック、専用キャリングケースなども同梱する。

「CR-M1」は、筐体にアルミ素材を採用し、軽量で長時間のリスニングに適しているという。ユニットは10mmのダイナミック型。出力音圧レベルは106dBSPL/mW。周波数特性は20Hz~20kHz。ケーブルはOFC線のステレオミニ(2.5mmプラグ着脱方式)。イヤーピースやイヤーフック、専用キャリングケースなどが付属する。