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マーベル・スタジオ再始動。「ワンダヴィジョン」などドラマ3作の最新情報

(c)2020 Marvel

ディズニーの公式動画配信サービス「Disney+」は、日米同時配信するマーベル・スタジオ初のオリジナルドラマシリーズ「ワンダヴィジョン」、「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」、「ロキ」の3作とスタジオ初のアニメーションシリーズ「ホワット・イフ…?」(原題)の最新情報を公開した。

ドラマシリーズ3作品は、いずれも全世界興収No.1の映画「アベンジャーズ/エンドゲーム」後の“新章”幕開けを飾る作品。

「ワンダヴィジョン」

ワンダとヴィジョンの“その後”を描いたドラマで、2021年1月15日(金)に日米同時配信。マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)フェーズ4の幕開けを飾る重要作に位置づけられる。今回は第2弾予告編と私服とスーツが入り混じる“奇妙”なキービジュアルが解禁された。

ワンダヴィジョン | 第2弾予告編 | ディズニープラス

公開された第2弾予告は、「エンドゲーム」後の世界を舞台にワンダとヴィジョンの夢にまで見た幸せな結婚生活から始まる。輝く結婚指輪に、仲良くふたつ並んだベッド、愛する者同士の微笑ましい日常――。望んでいた幸せを手に入れたふたりだが、その結婚生活は次第に歪みはじめ、裏に隠された“謎”がむき出しになっていく……。

映像の終盤では「キャプテン・マーベル」に登場したキャプテン・マーベルの親友の娘、モニカ・ランボーが成長した姿で登場。そのほか、「マイティー・ソー」からはナタリー・ポートマンが演じたジェーンの親友ダーシー・ルイス、「アントマン&ワスプ」に登場したFBI捜査官のジミー・ウーらが登場。MCUならではのクロスオーバー実現に期待が高まる内容となっている。

ワンダ・マキシモフとヴィジョンを演じるのは、シリーズでおなじみのエリザベル・オルセンとポール・ベタニー。監督は「ゲーム・オブ・スローンズ」や「ファーゴ」のエピソード監督を務めたマット・シャックマン。脚本は映画「ブラック・ウィドウ」の原案を担当したジャック・シェイファーが務める。

「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」

「ワンダヴィジョン」と同じく、「エンドゲーム」後の世界を描くオリジナルドラマシリーズ第2弾。3月19日の日米同時配信が決まり、特報映像とキービジュアルも解禁となった。出演はファルコンを演じるアンソニー・マッキーと、ウィンター・ソルジャーを演じるセバスチャン・スタン。

「エンドゲーム」のラストで、キャプテン・アメリカから盾を受け継いだファルコンだが、アベンジャーズを牽引してきたキャプテン・アメリカが成し遂げた功績を前に、彼の称号を自身が担うには重すぎるものだと考え始める……。

マーベル・スタジオ『ファルコン&ウィンター・ソルジャー』 | 特報 | ディズニープラス

解禁された映像では、疾走するバスの上で繰り広げられる戦いやファルコンによる激しい空中戦が確認できる。特報映像ラストでは、ファルコンとウィンター・ソルジャーによる、いまいち噛み合わない作戦や、ユーモアたっぷりのやりとりもみられ、マーベルの新たなバディの活躍に期待が高まる。

監督は「パニッシャー」や「ウォーキング・デッド」などでエピソード監督を務めたカリ・スコグランド。脚本は「マイ・ファミリーウェディング」のマルコム・スペルマン。

「ロキ」

「マイティー・ソー」シリーズなどに登場したトム・ヒドルストン演じるロキが主人公のドラマシリーズ。今回は邦題が正式に「ロキ」に決まり、公開時期も5月に決定、本編映像も解禁された。映画と同じく、ヒドルストンがロキを演じる。

マーベル・スタジオ『ロキ』 | 本編映像 | ディズニープラス

「エンドゲーム」で、アイアンマンたちが訪れた過去の世界で四次元キューブを手に消え去ったロキ。見知らぬ地で目を覚ますと、“時間の流れが違う”という謎の組織TVAの男に拘束され、新たな戦いに巻き込まれることに。

公開され本編映像では、作業服を着て戦う様子や、シックなスーツ姿で飛行機に乗り込む様子など、ロキがさまざまなビジュアルに変貌。最後には、兄のソーと彼の故郷であるアスガルドの門番、ヘイムダルの名を呼び飛行機から豪快に飛び降りた瞬間、アスガルドと地球をつなぐ架け橋ビフレストに吸い込まれるシーンも描かれている。

監督は「セックス・エデュケーション」のケイト・ヘロン。

マーベル・スタジオ初アニメも特報映像解禁

スタジオ初のアニメーションシリーズとなる「ホワット・イフ…?」(原題)は、「もしもあの時、ヒーローたちが別の選択をしていたら...?」をテーマに、MCUのさまざまな“もしもの物語”をアニメーション化した作品。“ウォッチャー”と呼ばれる男をガイド役にヒーローたちの驚くべき“ありえたかもしれない”ストーリーへと導く。2021年夏配信。

ホワット・イフ…?(原題) | 特別映像 | ディズニープラス

ソー役のクリス・ヘムズワースを始め、ホークアイ役のジェレミー・レナー、ロキ役のヒドルストン、8月にがんで亡くなったティ・チャラ役のチャドウィック・ボーズマンなど、実写映画作品でキャラクターを演じた俳優自身が声優を務める。

監督はブライアン・アンドリュース。脚本は「トロールハンターズ」、「ミッシング・スリー:アルカディア物語」のアシュリー・ブラッドリー。