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ソニー、BTスピーカー内蔵シーリングライトによる“見守り”新プラン

「MANOMAライトプラン」

ソニーネットワークコミュニケーションズは、家庭向けIoTサービス「MANOMA」の新プランとして、離れて暮らす家族とシーリングライトを通じて、双方向のコミュニケーションと見守りができる「MANOMAライトプラン」を14日から提供する。月額基本料は3,938円(税込)。別途、機器料金の支払いが必要。

特典を適用すると初期事務手数料3,850円(税込)が無料になるほか、2年目の月額基本料が2,728円(税込)に割り引かれる。3年目からは3,938円(税込)。機器料金は割賦36回払の場合、初回が1,472円(税込)、2~36回目は1,310円(税込)。

Bluetoothスピーカー機能やマイク、人感、照度、温湿度センサーを内蔵したシーリングライト「マルチファンクションライト(LGTC-31)」と専用アプリを連動させ、家族の日常的なコミュニケーションと見守りに活用できる月額制サービス。

ライトのリモコンを押すだけで、登録したスマートフォンアプリにボイスメッセージを送ることができ、離れて暮らす家族と簡単にコミュニケーションが取れる。スマートフォンアプリ側からライトにボイスメッセージを発信し、ライトで再生することも可能。近日中には、スマートフォンとライト間でリアルタイムに会話する機能も搭載予定とのこと。

Bluetooth経由で天井から音楽を流すことも可能。テレビとつなげば、まるでライブ会場や映画館にいるような臨場感を楽しめるとする。出力約5Wの46mm径フルレンジスピーカーを搭載。Bluetooth 5.0準拠で、コーデックはSBC、AAC、aptX LL(Low Latency)をサポートする。

24時間にわたり照明操作がない場合はアプリにアラートを通知。異常があった場合はアプリから「セコム駆けつけサービス」を利用することもできる。なお「セコム駆けつけサービス」の利用には別途セコムとの契約が必要。

また警戒モード設定時に、人感センサーで室内で人の動きを検知するとライトから警告音を鳴らすと同時に、アプリにアラートを通知。こちらも異常があった場合はアプリから「セコム駆けつけサービス」の利用が可能。警告音を鳴らす30秒前後の室内音声を録音し、アプリから何度でも確認できる。

ライトに搭載した温湿度センサーで、温度、湿度の上下を検知し、音声で知らせるほか、設定した温度、湿度に達した場合、家族のスマートフォンに通知する機能も備えた。そのほか、テレビやエアコンなどのリモコン操作、タイマー機能による照明やテレビの自動操作などもできる。

ライトプランの提供については、新型コロナウイルス感染拡大の影響を受けて、新しい生活様式が浸透するなか、ユーザーアンケートから家族間のコミュニケーションにおいてMANOMAが活用されていることが分かったとし、家族間のコミュニケーションにおける新たなニーズをカバーしながら、家族の見守りにも利用できるプランの提供を決めたとしている。

最大外形寸法は、520×111mm(直径×高さ)。重さは3.1kg以下。無線LANはIEEE 802.11 b/g/n準拠。マルチファンクションライトのほか、スマートコントローラーリモコン、照明リモコンが付属する。

ソニーのスマートホームサービス「MANOMA」離れて暮らす家族を天井から見守る新プランを提供開始