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オンキヨー&パイオニアのAVアンプ、自動低レイテンシーモードALLMに対応
2020年12月22日 16:00
オンキヨーホームエンターテイメントは22日、2019年に発売したオンキヨー/パイオニアブランドのAVレシーバーにファームウェアアップデートを実施。HDMI 2.1規格のALLM(自動低レイテンシーモード)に対応した。対象モデルはオンキヨーの「TX-RZ840」と「TX-NR696」、パイオニアブランドの「VSX-LX304」。
ALLMは、ゲーム機などの対応送出機器および、テレビやモニターなどの対応受信機器と接続することで、各アプリケーションに最適なレイテンシーが自動的に受信機側で設定される機能。ユーザーが手動でレイテンシーの切り替えを行う必要がないため、例えば映画やビデオを視聴後、ゲームを遊ぶような場合、わずらわしい操作をせずに最適なレイテンシーで両コンテンツを楽しめる。
アップデート対象の機器では、ALLM時にDSPによりリップシンクの最適化を行なうため、映像と音声のズレが最小限に調整された状態で各アプリケーションを楽しめるとのこと。リップシンクの調整は、マニュアルで行なうこともできる。
そのほか、今回のファームウェア更新ではChromecast built-inのバージョンが1.44に更新されたほか、TuneInの特定放送局でロゴが表示されない問題、特定放送局に対する受信性能の改善が行なわれている。
ファームウェアのアップデートは、ネットワーク経由、もしくはUSBメモリー経由で適用できる。