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LG、画面から音が出る88型8KディスプレイなどCESで公開

韓国のLG Displayは現地時間の7日、アメリカの現地時間11~14日にオンラインで開催される世界最大のテクノロジー見本市「CES 2021」の出展概要をアナウンスした。「Natural Reality」、「Lifestyle in Harmony」、「Better for People」を軸に、88インチの8KシネマティックサウンドOLED(CSO)ディスプレイや、折り曲げ可能な48インチCSOディスプレイなどを公開する。

同社は、OLEDディスプレイの高画質さだけでなく、ディスプレイを通じて生活をより豊かにするソリューションを紹介するべく、11のライフスタイルをテーマとしたゾーンを展開。ユーザーの安全や健康を守る機能も示すことで、「人を気遣うディスプレイ」という役割も強調するという。

「Natural Reality」では、より高精細なUHD OLEDディスプレイやプレミアIPSテクノロジーを紹介。88インチの8K CSOディスプレイや77インチのウォールペーパーOLEDを展示するほか、IPS LCDテクノロジーを活用した15.6インチから31.5インチまでのノートPC用モニター、PCディスプレイを展示する。

「Lifestyle in Harmony」では、スマートホーム、ワークスペース、教育、販売店、フィットネスなど11のコンセプトを基にした展示を実施。既報のとおり、ベッドと55型の透明OLEDを組み合わせた“スマートベッド”や、非対面に則したコンセプトとして、客が座るカウンターと料理人の間に透明OLEDを設置する「寿司バー」、ゲーミング向けに折り曲げ可能で画面から音が出る48インチのCSOディスプレイなどを展示する。

最後の「Better for People」では、眼の健康や安全を守る技術について紹介。同社OLED製品のブルーライトカットやフリッカーフリー機能は、ドイツのテュフ ラインランドやアメリカのアンダーライターズ・ラボラトリーズ(UL)といった第三者機関から認証を受けていることなどを紹介する。

CES 2021におけるLG Displayの各種展示は、イベント公式サイト、もしくは同社ホームページで会期初日の1月11日から閲覧できる。