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VERTERE、キース・モンクス、N&E AUDIOが日本へ。新輸入商社タクトシュトック
2021年2月12日 14:30
新たなオーディオ輸入商社タクトシュトックは、英国のレコードプレーヤーブランド「VERTERE」(ヴァルテレ)、レコードクリーナーの「キース・モンクス」、香港「N&E AUDIO」の3ブランドと代理店契約を締結。今後日本で展開する。
ヴァルテレは、主宰者トラジ・モグハダム氏が理想とするアナログ再生を具現化するために設立されたブランド。「RG-1」「SG-1」といった400万円以上の高級プレーヤーのみを発売してきたが、昨年に「MG-1」(予価130万円)、「DG-1」(予価55万円)を発表。世界中の権威あるオーディオ賞を数多く獲得し、注目を集めている。プレーヤーだけでなく、フォノアンプやカートリッジなどもラインナップ。「一度聴いたら忘れられないトラジ・マジックは健在」だという。
1969年にBBCと共同で開発されたキース・モンクスのレコードクリーナーは、以来改良を続けながら大英図書館と米国議会図書館に正式採用され続けているシリーズ。最大の特徴は、トーンアーム型の独自アーム。内周から外周に向かってトレースすることで、盤面に薬液が一切残らない唯一無二のバキュームシステムを採用。昨年発売された「Prodigy」(予価16万5,000円)から取り扱いを開始する。
N&E AUDIOは、2014年に設立された香港のメーカーで、 「Ediscreation(エディスクリエーション)」はエンジニアとして長年経験を積んできたエジソンが、理想のオーディオを設計するために立ち上げたブランドだという。
超高精度OCXOクロックと低ノイズ・ディスクリート・リニア電源を積んだ、LAN入出力のみでオプティカル・アイソレーションを実現する「Fiber Box 2」(予価17万円)と、同じくディスクリート・リニア電源とOCXOクロックを搭載したネットワーク用「Silent switch」(予価16万円)がヒット。設計だけでなく生産にもこだわり、全製品を自身の手で組み上げるというこだわりも特徴とのこと。日本向けにはさらにアップデートした専用モデルを用意するという。