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水月雨、約6,000円のケーブル着脱式イヤフォン

水月雨「SSP」

ゲートは、水月雨ブランドとTANCHJIMブランドより、それぞれケーブル着脱式のカナル型イヤフォン1機種を3月5日に発売する。価格はともにオープンプライス。店頭予想価格は、水月雨ブランドの「SSP」が5,546円前後(税別)。TANCHJIMブランドの「Darling」が46,273円前後(同)。

水月雨「SSP」

SSPは、安価ながら高音質で好評だったとするイヤフォン「SSR」の中域と高域を継承し、より迫力のあるサウンドを追求したモデル。

筐体の素材にはリキッドメタルを採用。特殊なネジで固定し、「水月雨」史上最強の安定性を誇っているという。

ドライバーは6mm径ダイナミック型。ベリリウムコーティングされたドームをポリウレタン製のサスペンションリングで囲み、剛性と柔軟性を両立。ドライバーの根元には、超軽量低インピーダンスとするCCAWコイルと、N52高性能外磁型磁気回路を搭載している。

独自の目詰まり防止フィルターも備え、耳垢の詰まりを防ぐとしている。

イヤフォン側端子は2ピン。Litz 4N-OFC銀メッキのケーブルを付属する。プラグは3.5mmステレオミニ。

周波数特性は20Hz~20kHz。感度は112dB。インピーダンスは16Ω。

TANCHJIM「Darling」

TANCHJIM「Darling」

バランスド・アーマチュアドライバー(BAドライバー)×2、6mm径ダイナミックドライバー×1のハイブリッド構成を採用したカナル型イヤフォン。自然な音色で滑らかで快適なサウンドを出力するとしている。

開発では、FEA(finite element analysis)有限要素解析シミュレーション技術を用いて音響構造、素材、ドライバー構成、部品などをシミュレーション。その後、これまでの経験とデータに従い、目標とする音響指数に応じて試作機を製作して、細かくチューニングしたという。正確で自然な音を伝えるために、従来のハイブリッド型イヤホンの接続問題を根本から見直し、解決したとしている。

付属のイヤーピースは、内部の空気を排出できる「T-APB気圧バランスイヤーピース」を採用。これによりイヤーピース内部と外部の気圧の違いによる装着疲労や音の偏りを軽減するという。

イヤフォン側端子はMMCX。ケーブルは、銀箔ワイヤ層コーティングで低キャパシタンスと低インダクタンスの特性があるとする。プラグは3.5mmステレオミニ。

再生周波数帯域は8Hz~50kHz。感度は110dB。インピーダンスは9Ω。腕時計の収納バッグをイメージした収納ケースが付属する。

付属品など