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ビクター、ワイヤレスシアターシステム「XP-EXT1」に新たな音場設定追加

JVCケンウッドは、ビクターブランドのワイヤレスシアターシステム「XP-EXT1」の無償アップグレードを実施。新たな音場設定を施した「THEATER ROOM」を追加し、コンテンツに応じて2種類の異なる音場空間を好みで選択可能になった。

最新バージョンは、スマホアプリが1.1.0、プロセッサーユニットが1.0.4。スマホアプリをアップデート後、アプリからプロセッサーユニットをアップデートできる。所用時間は10~15分。詳しくはWebページを参照のこと。

広い音場と自然な空間を再現する従来の設定「THEATER ROOM1」に、アクション映画やライブ映像などの視聴をより楽しめるよう、セリフの明瞭さや低音の迫力を優先した設定「THEATER ROOM2」が新たに追加。音場設定はスマホアプリから選択でき、異なるシアタールームの空間で視聴しているような音場をヘッドフォンで楽しめる。

「THEATER ROOM」選択画面イメージ

個人特性はヘッドフォン部に内蔵したマイクで測定し、アプリ内のデータベースから最適なデータを抽出・生成することで、マルチチャンネルスピーカー(7.1.4ch)の立体音場と定位を再現。

今回、各スピーカー特性を再チューニングし、低音の出力バランスを最適化するとともに、センターchの余計な響きを抑えることでセリフを明瞭かつ自然に再現するとしている。

また、再生アルゴリズムも改良し、従来と比較してクリアでメリハリのある音質になったという。