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親指サイズのアクションカメラが進化。「Insta360 GO 2」

Insta360 GO 2

Insta360Japanは、親指サイズで強力な手ブレ補正機能を備えたアクションカメラ「Insta360 GO 2」を発表した。予約受付を開始している。3月中旬発売予定で、店頭予想価格は36,300円。

27gと軽量、かつ親指ほどのコンパクトなカメラ。ケースなどに入れなくても防水仕様で、衣服などに取り付けて気軽な撮影が可能。さらに、収納するとカメラの充電が可能で、収納したまま簡易的な三脚や操作リモコンとして使うこともできるケースが付属する。

簡易的な三脚や操作リモコンとして使うこともできる充電ケースが付属

従来モデルから手ブレ補正機能が進化。「他のアクションカメラでは不可能な瞬間を捉え、不可能な場所から撮影でき、高解像度の録画撮影によりショートムービーのような撮影を可能にする」という。

ストレージは内蔵の32GBメモリーを使用。Wi-FiやBluetoothにも対応する。

マウント用のアクセサリーとして、磁石がついたペンダントを同梱。Insta360 GO 2の背面にも磁石が入っているため、ペンダントを服の下に装着する事で、服の上にInsta360 GO 2を固定できる。

磁石がついたペンダントを同梱
ペンダントを服の下に装着する事で、服の上にInsta360 GO 2を固定できる

簡易クリップも付属し、帽子やヘッドバンドに装着可能。簡単的にPOV映像が撮影できる。カメラ筐体の前面を一回押すと、動画・静止画の撮影が可能。様々な箇所にカメラを固定できるピボットスタンドも付属する。

簡易クリップ
装着イメージ
ピボットスタンド
別途アクセサリーを活用すれば、様々な取り付けが可能

3Kの動画と、900万画素の静止画撮影が可能。従来モデルより高画質化し、「鮮やかで精細感のある映像を実現できる」という。

「FlowState 手ブレ補正」と「水平補正アルゴリズム」も搭載。どこにマウントしても揺れや衝撃、ふらつきを抑えた映像が撮影でき、走ったりジャンプしたり自転車に乗るといった撮影でも、ブレを抑えられる。

横から見たところ
背面

超広角レンズを搭載。画角は120度の「超広角」、自転車でのPOV撮影にマッチする110度の「アクティブビュー」が選択可能。ダイナミックなハイパーラプスでアクションを撮影したり、超スローモーション撮影も可能。最高6倍速のハイパーラプス、120fpsで撮影する4倍スローモーションに対応できる。夜間にはナイトラプスモードも使用可能。

カメラの外形寸法は52.9×20.7×23.6mm(幅×奥行き×高さ)。重量は26.5g。充電ケースは閉じた状態で68.1×26.6×48.54mm(同)、重量は63.5g。

動画形式はMP4。手ブレ補正やタイムラプス利用時は2,560×1,440/30fps、HDR利用時は2,560×1,440/24fpsなどの記録が可能。スローモーション時は1,920×1,080/120fpsとなる。動画ビットレートは最大80Mbps。

カメラ本体の充電時間は約35分で、ケースは約65分。充電ケースに入れた状態で撮影も可能で、充電しながら撮影が可能。カメラ本体の連続撮影時間は約30分だが、充電ケースと併用する事で、最大約150分の連続撮影が可能。「撮影可能時間は標準的なアクションカメラと比べて2倍だが、サイズはその数分の一」だという。

ケースはリモコン、三脚、自撮り用のハンドグリップとしても使用可能。自撮り棒を装着できる1/4インチねじ穴も備えている。また、充電ケースに内蔵されているBluetoothで接続すれば、約10m離れたところから操作が可能。好きな場所に設置し、遠くから操作して撮影できる。

ケースはリモコン、三脚、自撮り用のハンドグリップとしても使用可能

カメラ本体はIPX8等級の防水性能で、水深4mまで耐えられる。傷のつきにくい強化ガラス製レンズガードも付属。レンズガードを外してNDフィルターを装着すれば、快晴時の撮影でもバランスのとれた色とコントラストで撮影もできる。

スマホアプリとWi-Fiで連携し、リアルタイムプレビューやその場での設定変更が可能。撮影後は、クリップを完成させるための編集もアプリででき、AI機能「FlashCut 2.0」で手軽な自動編集も可能。アプリ内のテンプレートから、スポーツ、旅行、ペットなどのテーマから選ぶか、あるいは好みのショットをいくつか選ぶだけで、作品が完成し、SNSなどでシェアできる。

編集部で撮影したSAMPLE動画

直販サイトでは「Insta360 GO 2ミニオンズ特別版」も

直販サイト限定で、今夏、「Insta360 GO 2ミニオンズ特別版」の発売も決定。価格は39,725円。