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親指サイズのカメラ「Insta360 GO 3」。モニタ付きポッドに格納、170分撮影
2023年6月27日 22:00
Insta360Japanは27日、小型アクションカメラの新モデル「Insta360 GO 3」を発売した。内蔵ストレージメモリによって価格が異なり、32GBモデルが57,500円、64GBが60,500円、128GBが64,800円。磁気ペンダント、簡易クリップ、ピボットスタンド、レンズ保護フィルターなどが付属する。
前モデルの携帯性を継承しつつ、機能性を強化。多機能なカメラへとアップグレードされた。
重さ35g、親指ほどのサイズでマグネットを搭載。様々な場所に簡単に取り付けられる。磁気ペンダントを服の内側に装着する事で、胸元に固定する事も可能。
FlowState手ブレ補正と360度水平維持機能を備え、自転車やバイクなど、アクションが多いシーンでも滑らかな映像を実現。交換可能なレンズ保護フィルターも標準で装備する。
単体でも使用でき、クイックキャプチャー機能により、カメラ本体前面を押すだけで簡単に撮影開始。2.7Kでの撮影が可能で、「SNSへシェアするのに最適」だという。
新しいアクションポッドを同梱しており、そこに格納するとより多機能でパワフルなカメラへと変身。アクションポッドには2.2型のフリップ式タッチスクリーンを備えており、撮影したデータのプレビューが可能。
アクションポッドはBluetoothでGO 3と接続し、リアルタイムのリモート制御とライブプレビューも可能。「猫の首輪から子供の自転車まで、難しいアングルからも簡単にフレームに収めた撮影ができる」という。
GO 3本体には310mAhのバッテリーを搭載し、前世代から1.5倍長い最大45分間の撮影ができる。さらに、GO 3をアクションポッドに入れれば、ポッド内蔵バッテリー(1,270mAh)からカメラ本体に給電され、最大170分間の連続撮影が可能になる。
レンズのF値はF2.2。35mm相当の焦点距離は11.24mm。動画は最高で2.7K(2,720×1,530ドット/24/25/30/50/60fps)で撮影可能。動画フォーマットはMP4。
ポッドの重量は96.3g。カメラ本体の外形寸法は25.6×54.4×23.2mm、ポッドはスクリーン格納時で63.5×47.6×29.5mm。
付属品は前述の磁気ペンダントとアクションポッドに加え、帽子に取り付けるための「簡易クリップ」、トリッキーなアングルで撮影でき、ネジを外すと自撮り棒や三脚に取り付ける1/4インチマウントポイントも搭載した「ピボットスタンド」も同梱する。
ポッドに搭載した状態でIPX4の耐水性を持つほか、カメラ本体だけの場合はIPX8の5m防水性能を備える。
GO 3にはデュアルマイクを搭載し、前モデルよりもクリアで鮮明な音声を収録できるという。
撮影機能として、プリ録画、ループ録画、予約録画などを装備。予約録画を使うと、GO 3の電源を入れ、特定の時間に録画を開始するように予約できるため、日の出タイムラプスが簡単に撮影できる。
FreeFrameモード撮影をすると、映像のアスペクト比を変更可能。9:16比率のInstagramリールと同じクリップを16:9比率のYouTube動画として編集できる。
アプリでは、AI搭載の編集機能により、ベストショットを自動的に集め、カスタムリールに編集してくれる。