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シグマ、約6,100万画素のフルサイズミラーレス「SIGMA fp L」
2021年3月26日 14:00
シグマは、世界最小・最軽量のフルフレーム・ミラーレスデジタル一眼カメラ「SIGMA fp」シリーズの新機種として、有効約6,100万画素のフルフレーム・ベイヤーセンサーを搭載した「SIGMA fp L」を4月16日に発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は27万5,000円前後。
あわせて、fpシリーズ専用アクセサリーとして0.5型、約368万ドットの有機ELパネルを採用した外付け電子ビューファインダー「EVF-11」も同日に発売する。価格は82,500円。
SIGMA fp L
従来機種のコンセプトはそのままに、シグマ史上最高画素数となる有効約6,100万画素の35mmフルサイズ裏面照射型べイヤーセンサーを搭載した。同センサーにはFoveonセンサーカメラで培った画像処理技術を全投入したという。ローパスフィルターも搭載し、モアレの発生を極小まで抑えるとのこと。
高画素機という特徴を活かし、STILLモード・CINEモード共通で使えるクロップズーム機能も搭載。有効約6,100万という画素数を活用し、最大の5倍ズーム時でもフルHD解像度で記録ができる。
SIGMA fpに搭載されているコントラストAFに加え、速度に優れる像面位相差AFも採用した。ハイブリッドAFにより、静止画でも動画でも、高精度・高速かつ動体への追従性も高い快適なオートフォーカス撮影ができる。
カメラ起動中のUSB給電にも対応。屋外などコンセントのない環境でも、USB Type-C経由でモバイルバッテリーなどから給電しながら途切れなく撮影ができる。PCと接続すればWebカメラとして利用しながら給電できる。
そのほか、任意の撮影設定をQRコードとして保存する機能や、新たなカラーモードなども搭載。これらは後日のファームウェアアップデートでSIGMA fpでも使えるようになる。
外形寸法はSIGMA fpと同じ112.6×69.9×45.3mmだが、ボディ単体の重さはSIGMA fpより5g重い375g。